ホーム > 僕僕先生―ぼくぼくステーション― > はじめまして。「小説新潮」の新担当Hです。

はじめまして。「小説新潮」の新担当Hです。

なんでアナタが出てくるのかって?
それはですね、「小説新潮」には、僕僕先生の〈スピンオフ短篇〉がときどき掲載されているからなのです。
旅を続ける僕僕たちのふとした日常の一コマや、シリーズ本篇では描かれなかったサブキャラたちのエピソードなど、いずれもほんわかした不思議な魅力が漂う作品です。


そしてそして、それをもれなく集めた短編集は近い将来、単行本化なのですよ。(パチパチ!)


これまで「小説新潮」や「」に掲載された〈スピンオフ短篇〉の内容を、チラッとご紹介しましょう。


・「避雨雙六」
  ――旅の途中、俄雨に降られた僕僕先生一行、雨宿りしながら一風変わった〈すごろく〉に興じます。


・「第狸奴の殖」
  ――発情期(!)を迎え狙われた第狸奴。王弁は大事な仲間を守れるのか?


・「雷のお届けもの」
  ──『薄妃の恋』中の一篇、「陽児雷児」の後日譚。小さな雷神達に課された初めての試練とほんとうの友情。


仁木先生は今、新しい短篇を執筆中です。司馬承禎や、あの〈かわいい2人組〉も登場予定。「小説新潮」9月号(8月22日発売)に掲載される予定ですので、ぜひ書店で手にとってみてくださいね。

さてさて、「まだ会ったことのない僕僕先生ともだちへ」企画にも、続続メッセージをいただいています。
ワタクシ、担当になって間もない身ながら、皆様の熱いメッセージに嬉しさをおさえきれません。
ほんとうに、ありがとうございます。


今日は二通ご紹介しちゃいましょう。まず、栃木県の匿名希望さんが送ってくれたメッセージから。


まだ会ったことのない僕僕先生ともだちへ――
「先生の隠しごと」やっと買うことができました。やっぱりページをめくる手が止まらなくなり、すぐに読み終わってしまいました。最近なかなか本を読む時間がとれませんが、僕僕先生は気軽に読むことができてしかもとっても面白い。特に「さびしい女神」や今回の「先生の隠しごと」には深く考えさせられるところもあり、どのキャラクターも一生懸命頑張っている姿にきゅんとします。僕僕先生のお話はどれもオススメなのですが、中でも私の好きなお話は「陽児雷児」です。可愛くて優しくてほろりと泣けて、お気に入りです。まだ読んだことのない人は、ぜひ読んでみてください!』


僕僕ワールドの登場人物はみんな一生懸命で、ワタクシも思わず応援しちゃってます。
「陽児雷児」の後日譚、短篇集にも収録されますので、お楽しみに~。


もう一通は、つるぎさんからのメッセージです。


まだ会ったことのない僕僕先生ともだちへ――
中原から辺境へ。異次元から神話的SF宇宙空間にまで。広がり続ける僕僕先生ワールドに、我々の期待も膨らむばかり。本編の続きが待ちきれないのはもちろんだけど、魅力的な脇役たちの外伝的な作品も読みたいですよね。他のみんなはどんなお話をお望みでしょうか。既に仄めかされている僕僕先生誕生の経緯は、英雄拠比の物語と共に、いずれ明らかになると思うけれど、他にも「王弁くんの空白の五年間」「司馬承禎の修行時代」「吉良の生い立ち」「劉欣と胡蝶の頭との対決」??? etc、ネタは尽きません。新潮社の方々、ひで山先生のお尻を叩き、蚕嬢の糸のように果てのない物語を紡いで下さいませ
つるぎ』


新たなネタがザックザク。
仁木先生がどのような物語を紡いでくださるか、楽しみですね~。
お二人ともありがとうございました!


この企画はこの先もずっと続けていきます!
ご感想フォームを使って、ぜひご投稿ください(ペンネームと「まだ会ったことのない僕僕先生ともだちへ」という企画名をお書きくださいね)。
投稿してくれた方には、仁木先生のサイン色紙をプレゼントしちゃいますよ~。


僕僕ワールド、もっともっと広がりますように~。(H)

2011年7月 8日