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もうすぐ年末年始フェア!

こんにちは。なんだか急に寒くなりましたね。
「秋の日は釣瓶落とし」なんて申しますが、夜も一気に長くなるし、『このミステリーがすごい!』みたいな毎年のブック・ランキング企画も次々発表されますし、読書の季節がやってきます。出版業界的には、夏休みと同じぐらい気合いの入る時期ですね。


で、新潮文庫の「年末年始フェア」。新潮文庫は毎月、テーマを決めてさまざまなフェアを行っておりますが、12月と1月に「年末年始フェア」と銘打った大規模展開をするのです。
「クリスマス、お正月の読書にぴったりだ」とか「プレゼントにもいいんじゃない?」といった基準で選ばれた作品が、書店さんの企画コーナーなどにずらっと並ぶのはかなり壮観。本を買いに出たついでに、思わず「いいね、いいね~」とじっくり眺めてしまうのは毎年のことです。




そのフェア対象作品に、文庫版の『僕僕先生』と『薄妃の恋 僕僕先生』が入りました! 『僕僕先生』は、このタイミングにあわせて大増刷も決定。まだお読みになっていないみなさんは、この機会にぜひ、お楽しみください。フェア展開が書店さんで始まるのは、12月1日あたりからになります。


さて、本日の「まだ会ったことのない僕僕先生ともだちへ」は、神奈川県のぬすだるまさんから。


『僕僕先生ご一行と出会って早数年…
いまだにその旅物語の魅力は衰えることを知らず、寧ろ話が進むごとに益々魅力的になっていきます。
満員電車、自室、喫茶店などあらゆる所でページを捲っては、まるで自分も共に旅をしているようなワクワク感に包まれます。
このワクワクドキドキを共有出来る人がもっともっと増えますように。
ああ、早く続きが読みたい!
ペンネーム:ぬすだるま』


ぬすだるまさん、ありがとう。本好きにとって、誰かと本の話をするのは何よりも楽しいこと。すっごい面白いぞと思いながら読み終わって、興奮して「だ、だれかオレの話を聞けーーーーっ」っと社内をほっつき歩くことはわたくしNもよくあるので(出版社に勤めていると、こういう時に意外と便利。笑)、ぬすだるまさんの感じ、わかります。


そうだ、“ワクワクドキドキを共有”というので思い出したけど、三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫)シリーズは、まさに“誰かと本の話をする楽しさ”が作品を通して味わえて、超オススメです。
他社本ですけど、シリーズ第一作の第二話は、新潮文庫が超重要なネタになっているんだからここに書いてもいいよね?(と、社内向けのアピール)


もちろん僕僕先生シリーズとも、末永くお付き合いいただければ幸いです。(N)




2011年11月 4日