ホーム > 僕僕先生―ぼくぼくステーション― > 三木謙次さんもイラストを選ぶよ!

三木謙次さんもイラストを選ぶよ!
こんにちは。もう12月ですか。早っ。
ウチの娘は去年のクリスマスにサンタさんから自転車をもらったのですが、練習嫌いでいまだに補助輪ナシで乗れないので、「サンタさん、がっかりしちゃって今年はプレゼントくれないなー」と軽くプレッシャーをかけてみたら、先週末はやる気全開。
あと3週間足らずで、なんとかなるんでしょうかね~。

さて、「ぼくぼくイラスト大勝負」への多数のご応募ありがとうございます。
こないだ「年内、くらい、かな?」とゆるーくアナウンスしました応募受付期間ですが、年明け(2012年)1月末を目処といたしましょう。冬休みに描いてみようかな、という方もいらっしゃるでしょうしね。
実は先日、僕僕先生シリーズのイラストを担当してくださっている三木謙次さんの仕事場にお邪魔して、キャラの描き方を取材してきたのです。近日中にアップしますので、それもご参考にしていただければと……。

先にお知らせしました仁木英之賞に加えて、三木さんも応募作の中からお気に入りを選んでくださるそうです。
両賞の賞品としては、仁木さんはイラストに描かれた場面をもとにした超ショートストーリーを、そして三木謙次賞は詳細未定ですが、やはり賞品をご提供くださるとのこと。

目の前でささっと描き上げてくださったイラストを、「それ賞品に下さいよ」とお願いしたら、「もっと上手に描けてないと……」という三木さん。謙虚なお方です。

そして本日の「まだ会ったことのない僕僕先生ともだちへ」は、前回に続いて宮崎県のピエニ・プーさんのお便りをご紹介します。こんどは『さびしい女神』へのご感想。
いま、「さびしい女神」を読み終わりました。少し時間を置くと、また違った気持ちや感想も出てくるのかも知れません…。それ程大きな物語でした。
いま私を満たしてるのは、「あ~、本って、本当におもしろい」。ただ、それだけ。本を読む醍醐味を味わいました。時空の壁を破り光の中をワープしたり…煌めく星々の流れを、龍に姿を変えた古の神の背に乗り…ただひとつの思いに、つき動かされ、前にすすむ王弁。異次元・異空の中に展開するストーリーに、なぜか、音も匂いも、色も、風も伝わり、わくわくぞくぞくしながら、私も本の中に入り込んでいました。
王弁の、「なにも持たない力」の、なんてうつくしいこと(あいかわらず、彼に自覚がないのが魅力)。あまりに強い力を持ち、乞われ、使われ、封じられる魃の、王弁に開いた乙女心も泣かせます。
…あ~、おもしろかった!これだから、「僕僕シリーズ」はやめられない。第5巻も読みました。また、1巻から読み返しながら…つぎの巻を待ってます。とにかく、キャラクターが、どれもユニークで魅力的。仁木先生、僕僕先生や王弁くんと、おいしい酒を交わしつつ、つぎの話を聞き出してね。応援してます。
ペンネーム(要るのかな?):Pieni Puu
第6巻は4月刊行予定。お楽しみに!(N)






2011年12月 6日