テノヒラノショウセツ
掌の小説


川端康成



唯一の肉親である祖父の火葬を扱った自伝的な『骨拾い』、町へ売られていく娘が母親の情けで恋人のバス運転手と一夜を過す『有難う』など、豊富な詩情と清新でデリケートな感覚、そしてあくまで非情な人生観によって独自な作風を打ち立てた著者の、その詩情のしたたりとも言うべき“掌編小説”122編を収録した。若い日から四十余年にわたって書き続けられた、川端文学の精華である。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-100105-0
C-CODE : 0193
整理番号 : か-1-5
発売日 : 1971/03/15

映画化
「掌の小説」
2010年3月ロードショー



740円(定価) 購入

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川端康成
カワバタ・ヤスナリ

(1899-1972)1899(明治32)年、大阪生れ。東京帝国大学国文学科卒業。一高時代の1918(大正7)年の秋に初めて伊豆へ旅行、旅芸人の一行と知り合う。以降約10年間毎年、伊豆湯ヶ島湯本館に長期滞在する。菊池寛の了解を得て1921年、第六次「新思潮」を発刊。新感覚派作家として独自の文学を貫いた。1968(昭和43)年ノーベル文学賞受賞。1972年4月16日、逗子の仕事部屋でガス自殺を遂げた。著書に『伊豆の踊子』『雪国』『古都』『山の音』『眠れる美女』など多数。


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