マイマイシンコ
マイマイ新子


高樹のぶ子

昭和三十年、少女は九歳。時代も彼女も輝いていた。

新子は九歳。気持がざわざわすると、額の真上のつむじ(マイマイ)が立ち上がる。社会が未来への希望に満ちていた昭和三十年、空想好きでお転婆の新子は、友達と一緒にどこまでも野原を駆けていく。毎日が終わらない冒険だ。けれどもきらめく少女の世界の向こうから、もっと複雑な大人の世界が囁きかけてきて……。誰もが成長期に感じる幸福と不安とを瑞々しく描く、鮮度100%の物語。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-102422-6
C-CODE : 0193
整理番号 : た-43-12
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2009/04/01

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書評
書評/対談

新潮文庫の100冊
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映画化
「マイマイ新子と千年の魔法」
2009年11月ロードショー



540円(定価) 購入

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高樹のぶ子
タカギ・ノブコ

1946(昭和21)年、山口県生れ。東京女子大学短大卒。1984年「光抱く友よ」で芥川賞を、1995(平成7)年『水脈』で女流文学賞を、1999年『透光の樹』で谷崎潤一郎賞をそれぞれ受賞。著書として他に『百年の預言』『罪花』『ナポリ 魔の風』『fantasia』など多数。

1 直角に流れる小川に春が来た
2 カラカネハナカミキリに噛みつかれた
3 レンアイ室の扉は怖かった
4 ウツギの家で牛乳をのんだ
5 ヒョコレーホは花火みたいだった
6 山賊の穴から走って逃げた
7 木の足のおじさんはどこに行ったの
8 台風もお大姉様も、英語でヒューヒュー
9 しんちゃんの三輪車はグニャグニャ
10 夕空晴れてジェームス・ディーン
11 千年の魔法はホントだった
12 カリフォルニアの女の人にゴツンとした
13 タツヨシは港町を見ていた
14 大晦日に寄り道しちゃったの
15 シゲルは将来、自転車屋になるのかなあ
16 竹林の七賢人がお祝いに行ったのに
17 初めてのハンバーグは美味しかったけど
18 男はゴマ塩だけで一膳のごはんを食べた
19 戦友は「週刊新潮」を持ってきた
20 麦畑に落ちてきたのは何?
21 引き算と足し算は同じこと?
22 貴伊子と宏子が大喧嘩した
23 お米一升もって家出した
24 青ひげなんて怖くないもん
25 死んだおじいちゃんに、こらこらと言われた
26 小太郎のハンモックで空を見たよ
『マイマイ新子』を書き終えて
解説 金原瑞人

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