ホーム > 書籍詳細:真夏の死

三島自選によるとっておきの短編集。愛すべき者が死に、生き残った人間に救いはあるか。人生の切実なテーマを、あらゆる手法で描いた傑作。

真夏の死

三島由紀夫/著

637円(税込)

本の仕様

発売日:1970/07/15

読み仮名 マナツノシ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-105018-8
C-CODE 0193
整理番号 み-3-18
ジャンル 文芸作品
定価 637円

著者自選による第二短編集。伊豆今井浜で実際に起った水死事故を下敷きに、苛酷な宿命とそれを克服した後にやってくる虚しさの意味を作品化した「真夏の死」をはじめ、文壇へのデビュー作ともいうべき「煙草」、レスビアニズム小説の先駆的な作品「春子」、戦後の少年少女の風俗に取材した作品等、短編小説の方法論と技術的実験に充ちた11編を、著者自身の解説を付して収める。

どういう本?

タイトロジー
(タイトルの意味)
 彼女は自分の涙と悲嘆のすべてが徒労にすぎないという別の恐怖を知った。夏が終ろうとしていた。あれほど夏の立去るのをのぞんだ彼女が、今ではそのことにさえ一種の恐怖を持った。夏が去ってしまえば、一年のあいだ、再び人は夏を味わうことができない。朝子は夏というものが存在しないと感じるかもしれない。ひいてはあの事件が存在しなかったと感じるかもしれない……。(本書207ぺージ)

著者プロフィール

三島由紀夫 ミシマ・ユキオ

(1925-1970)東京生れ。本名、平岡公威(きみたけ)。1947(昭和22)年東大法学部を卒業後、大蔵省に勤務するも9ヶ月で退職、執筆生活に入る。1949年、最初の書き下ろし長編『仮面の告白』を刊行、作家としての地位を確立。主な著書に、1954年『潮騒』(新潮社文学賞)、1956年『金閣寺』(読売文学賞)、1965年『サド侯爵夫人』(芸術祭賞)等。1970年11月25日、『豊饒の海』第四巻「天人五衰」の最終回原稿を書き上げた後、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自決。ミシマ文学は諸外国語に翻訳され、全世界で愛読される。

目次

煙草
春子
サーカス

離宮の松
クロスワード・パズル
真夏の死
花火
貴顕
葡萄パン
雨のなかの噴水
解説 三島由紀夫

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