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心に太陽を持て

山本有三/編著

605円(税込)

発売日:1981/06/29

  • 文庫

人間はどう生きるべきかを、やさしく問いかけ、爽やかな感動を与える世界の逸話集。電磁誘導の法則を発見した大科学者ファラデーの少年時代を語る「製本屋の小僧さん」、自分自身がお金に困りながらも、貧しい人、不幸な人のために一生を捧げた働きものの洗濯女の話「キティの一生」。ほかに、自然とたたかって有史以来の大事業をなし遂げた人の物語や、動物の話など21編を収録。

目次
心に太陽を持て
くちびるに歌を持て
パナマ運河物語
ワインスベルクの女たち
海底電線と借金
スコットの南極探検
キティの一生
一日本人
バイソンの道
動物ずきのトマス
傷病兵の手がみ
フリードリヒ大王と風車小屋
ミレーの発奮
油断
ライオンと子犬
どうせ、おんなじ
製本屋の小僧さん
ナポレオンと新兵
エリザベスの疑問
見せもののトラ
リンゴのなみ木
ミヤケ島の少年
解説 高橋健二

書誌情報

読み仮名 ココロニタイヨウヲモテ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 304ページ
ISBN 978-4-10-106010-1
C-CODE 0112
整理番号 や-1-9
ジャンル 文学・評論、倫理学・道徳、ビジネス・経済
定価 605円

著者プロフィール

山本有三

ヤマモト・ユウゾウ

(1887-1974)1887(明治20)年、栃木県生れ。東京帝大独文科卒。1920(大正9)年、戯曲「生命の冠」でデビュー。『嬰児殺し』で注目を集め、日本の新劇の基礎を固めた。大正末期から小説にも手を染め、『波』などの新聞小説で成功を収める。その後、ひたむきな女医を描いた『女の一生』、勤め人一家の愛と犠牲の日々を書いた『真実一路』、逆境をたくましく生きる少年を書いた『路傍の石』で国民的作家となった。子供達に向けて書かれた『心に太陽を持て』は、今も小・中学生に読まれている名作。

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