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蒲団・重右衛門の最後

田山花袋/著

506円(税込)

発売日:1952/03/18

  • 文庫
  • 電子書籍あり

蒲団に残るあの人の匂いが恋しい――赤裸々な内面を大胆に告白して自然主義文学の先駆をなした「蒲団」に「重右衛門の最後」を併録。

書誌情報

読み仮名 フトンジュウエモンノサイゴ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-107901-1
C-CODE 0193
整理番号 た-8-1
ジャンル 文芸作品
定価 506円
電子書籍 価格 407円
電子書籍 配信開始日 2011/07/01

著者プロフィール

田山花袋

タヤマ・カタイ

(1871-1930)栃木県邑楽郡館林町(現・群馬県)に生れる。6歳で父を失い、貧困の中で育つ。1891(明治24)年に尾崎紅葉を訪ね、江見水蔭を知り、彼の指導で小説を書き始める。1907年、女弟子との関係を露骨に告白した『蒲団』が文壇に異常な衝撃を与え、自らの地歩を確実にするとともに、自然主義文学の方向性を決定した。以後『生』『妻』『縁』等の長編を次々と発表。代表作『田舎教師』は名作の評が高い。

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