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運慶、利休、光悦。芸を究むる者たちが背負いし業。松本清張が透視した、煩悩に苛まれる芸術家の姿。異色の歴史短編小説十編。

小説日本芸譚

松本清張/著

529円(税込)

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発売日:1961/06/20

読み仮名 ショウセツニホンゲイタン
シリーズ名 新潮文庫
装幀 村田涼平/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-110901-5
C-CODE 0193
整理番号 ま-1-1
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 529円
電子書籍 価格 475円
電子書籍 配信開始日 2012/08/01

日本美術史に燦然と輝く芸術家十人が、血の通った人間として甦る――。新進気鋭の快慶の評判に心乱される運慶。命を懸けて、秀吉と対峙する千利休。将軍義教に憎まれ、虐げられる世阿弥。将軍家、公卿、富商の間を巧みに渡り歩く光悦。栄華を極めながらも、滲み出る不安、嫉妬、苛立ち、そして虚しさ――美を追い求める者たちが煩悩に囚われる禍々しい姿を描く、異色の歴史短編小説十編。

著者プロフィール

松本清張 マツモト・セイチョウ

(1909-1992)小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。1958年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯を通じて旺盛な創作活動を展開し、その守備範囲は古代から現代まで多岐に亘った。

目次

運慶
世阿弥
千利休
雪舟
古田織部
岩佐又兵衛
小堀遠州
光悦
写楽
止利仏師
後記
解説 針生一郎
社会の力学のなかの芸術家たち 前田恭二

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