エロゴトシタチ
エロ事師たち


野坂昭如




お上の目をかいくぐり、世の男どもにあらゆる享楽の手管を提供する、これすなわち「エロ事師」の生業なり――享楽と猥雑の真っ只中で、したたかに棲息する主人公・スブやん。他人を勃たせるのはお手のものだが、彼を取り巻く男たちの性は、どこかいびつで滑稽で苛烈で、そして切ない……正常なる男女の美しきまぐわいやオーガズムなんぞどこ吹く風、ニッポン文学に永遠に屹立する傑作。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-111201-5
C-CODE : 0193
整理番号 : の-3-1
発売日 : 1970/04/17


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野坂昭如
ノサカ・アキユキ

1930年生まれ。早稲田大学中退。CMソングの作詞者などを経て、神戸での戦争・空襲・焼跡の体験を描いた『火垂るの墓』と、占領下の世相に取材した『アメリカひじき』の二作(共に新潮文庫収録)で直木賞受賞。『一九四五・夏・神戸』(中公文庫)の執筆と並行して『戦争童話集』(1971年「婦人公論」に一年間連載、現在は中公文庫に収録)を手がけ、空襲体験の集大成とする。1995年1月の阪神大震災以来、神戸の被災地に通い続けている。


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