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吉村昭、最後の長篇小説。戊辰戦争でたった一人、朝敵となった皇族がいた。江戸時代の終焉を描いた歴史文学の頂点。

彰義隊

吉村昭/著

810円(税込)

本の仕様

発売日:2009/01/01

読み仮名 ショウギタイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-111750-8
C-CODE 0193
整理番号 よ-5-50
ジャンル 歴史・時代小説
定価 810円
電子書籍 価格 896円
電子書籍 配信開始日 2013/05/03

皇族でありながら、戊辰戦争で朝敵となった人物がいた──上野寛永寺山主・輪王寺宮能久親王は、鳥羽伏見での敗戦後、寛永寺で謹慎する徳川慶喜の恭順の意を朝廷に伝えるために奔走する。しかし、彰義隊に守護された宮は朝敵となり、さらには会津、米沢、仙台と諸国を落ちのびる。その数奇な人生を通して描かれる江戸時代の終焉。吉村文学が描いてきた幕末史の掉尾を飾る畢生の長篇。

著者プロフィール

吉村昭 ヨシムラ・アキラ

(1927-2006)東京・日暮里生れ。学習院大学中退。1966(昭和41)年『星への旅』で太宰治賞を受賞。同年発表の『戦艦武蔵』で記録文学に新境地を拓き、同作品や『関東大震災』などにより、1973年菊池寛賞を受賞。以来、現場、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を次々に発表した。主な作品に『ふぉん・しいほるとの娘』(吉川英治文学賞)、『冷い夏、熱い夏』(毎日芸術賞)、『破獄』(読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞)、『天狗争乱』(大佛次郎賞)等がある。

目次

天保山
江戸城
寛永寺
駿府城
江戸
彰義隊
上野の戦い
落ちる
寺領
東光院
自証院
潮の匂い
奥羽列藩
会津
仙台
列藩同盟
帰順
南帰行
幽閉の日々
苦悩
新しい道
日清戦争
台湾の戦場
終章
あとがき
参考文献

解説 川西政明

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