ゲンジモノガタリ01
源氏物語〔一〕


円地文子

なんといっても訳文が艶麗で美しい――瀬戸内寂聴。至高の名訳、円地源氏。源氏物語千年紀。

王朝の世に、帝の子として生れた光源氏は、美貌と才能に恵まれ、女性たちとの多彩な恋愛に情熱を燃やす。けれども彼の心には、父帝の後妻・藤壺の宮への、許されぬ思慕が秘められていた――。千年の時をこえて読み継がれる、永遠の名作『源氏物語』。原作の雅やかな香気と陰翳が、円地文子の、女流作家ならではの想像力と円熟の筆で華麗に甦る。優雅にして読みやすい現代語訳の決定版。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-112716-3
C-CODE : 0193
整理番号 : え-2-16
発売日 : 2008/09/01


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円地文子
エンチ・フミコ

(1905-1986)東京生れ。国語学者・上田萬年の次女。日本女子大附属高女中退。早くから古典、特に江戸末期の頽廃耽美趣味に親しんだ。1935(昭和10)年、戯曲集『惜春』を処女出版したのち小説に転じ、『朱を奪ふもの』(1956年)『傷ある翼』(1960年)『虹と修羅』(1968年)の三部作で谷崎潤一郎賞、『遊魂』(1971年)で日本文学大賞を受賞。1967年より『源氏物語』の現代語訳に取り組み、1973年に完成。1985年文化勲章を受章した。




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