ゲンジモノガタリ06
源氏物語〔六〕


円地文子

源氏物語は巨きな霊峰のようなものだ――林真理子。至高の名訳、円地源氏。源氏物語千年紀。

匂の宮の妻となって、都へ移った中の君。重い病に臥して、薫を残し逝った大君。運命の明暗を分けた姉妹の異母妹・浮舟は、薫と匂の宮の二人から愛される苦しみに耐えかねて、宇治川に身を投げる――。平安朝以来、千年に亘って日本人の死生観、恋愛観、季節感に、大きな影響を与え続けた壮大なドラマ『源氏物語』。その圧倒的な魅力を現代に伝える、至高の名訳「円地源氏」堂々完結。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-112721-7
C-CODE : 0193
整理番号 : え-2-21
発売日 : 2008/11/01


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円地文子
エンチ・フミコ

(1905-1986)東京生れ。国語学者・上田萬年の次女。日本女子大附属高女中退。早くから古典、特に江戸末期の頽廃耽美趣味に親しんだ。1935(昭和10)年、戯曲集『惜春』を処女出版したのち小説に転じ、『朱を奪ふもの』(1956年)『傷ある翼』(1960年)『虹と修羅』(1968年)の三部作で谷崎潤一郎賞、『遊魂』(1971年)で日本文学大賞を受賞。1967年より『源氏物語』の現代語訳に取り組み、1973年に完成。1985年文化勲章を受章した。


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