マンボウキョウサイキ
マンボウ 恐妻記


北杜夫

よくぞ、この夫婦は離婚しなかったなと思う。(長女・斎藤由香 明るく語る)

文学を志し、家庭は顧みず、結構モテて、わがまま放題。そんな夫にも優しく尽くす、十歳年下の若い妻。ハンブルクで出会って結ばれた二人の新婚生活は、圧倒的な亭主関白モードで始まる。しかし躁病をきっかけにエスカレートした夫の蛮行には妻もブチ切れ、ついに大逆襲に――。淑やかだった妻を鍛えた、壮絶なる四十年の結婚生活を回顧する、愛情エッセイ。『マンボウ愛妻記』改題。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-113155-9
C-CODE : 0195
整理番号 : き-4-55
ジャンル : 文学
エッセイ
発売日 : 2005/01/01

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北杜夫
キタ・モリオ

(1927-2011)1927(昭和2)年5月東京生れ。1960年、半年間の船医体験をもとに『どくとるマンボウ航海記』を刊行。同年、『夜と霧の隅で』で芥川賞を受賞。その後『楡家の人びと』(1964)で毎日出版文化賞、1986年に『輝ける碧き空の下で』で日本文学大賞、1996年芸術院会員。1998年には『青年茂吉』を始めとする斎藤茂吉評伝四部作により大佛次郎賞を受賞。ユーモア溢れるエッセイでも活躍した。2011年10月24日逝去。



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