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新潮文庫
> 書籍詳細:わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯―
ワシノメハジュウネンサキガミエルオオハラマゴサブロウノショウガイ
わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯―
城山三郎
/
著
この男がいたからこそ、倉敷の街は今も美しい。「社会的良心」と「業績の拡大」二つを両立させた名経営者の生涯。
下駄と靴と片足ずつ履いて――その男は二筋の道を同時に歩んだ。地方の一紡績会社を有数の大企業に伸長させた経営者の道と、社会から得た財はすべて社会に返す、という信念の道。あの治安維持法の時世に社会思想の研究機関を設立、倉敷に東洋一を目指す総合病院、世界に誇る美の殿堂を建て……。ひるむことを知らず夢を見続けた男の、人間形成の跡を辿り反抗の生涯を描き出す雄編。
発行形態
:
新潮文庫
判型
:
新潮文庫
ISBN
:
978-4-10-113325-6
C-CODE
:
0193
整理番号
:
し-7-25
ジャンル
:
経済・産業・労働
ビジネス・経営
発売日
:
1997/04/23
580
円(定価)
城山三郎
/
著
シロヤマ・サブロウ
(1927-2007)名古屋生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎えた。一橋大学卒業後、愛知学芸大学に奉職、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』により文学界新人賞、1959年『総会屋錦城』で直木賞を受け、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞受賞の『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『黄金の日日』『役員室午後三時』『毎日が日曜日』『官僚たちの夏』『もう、きみには頼まない』『硫黄島に死す』『指揮官たちの特攻―幸福は花びらのごとく―』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。1996(平成8)年、菊池寛賞を、2002(平成14)年、朝日賞を受賞。2007年3月22日没。享年79。没後発見された愛妻への遺稿『そうか、もう君はいないのか』と、愛妻が倒れる前年から最晩年まで自らを励ますかのように綴られた手帳の記述をまとめた『どうせ、あちらへは手ぶらで行く』は世代を超えたベストセラーとなった。
はじめに
一 やる可し、大いにやる可し
二 「友達」の顔
三 大集会の大男
四 不学の大学者
五 済人道楽
六 一本の電話
七 人生最後のおねだり
八 「エヲカッテヨシ カネオクル」
九 大不況の中で
十 勲三等の旅
十一 一人息子への手紙
十二 いちばんの傑作
あとがき
ノブレス・オブリージュ 神崎倫一
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