ホーム > 書籍詳細:わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯―

この男がいたからこそ、倉敷の街は今も美しい。「社会的良心」と「業績の拡大」二つを両立させた名経営者の生涯。

わしの眼は十年先が見える―大原孫三郎の生涯―

城山三郎/著

637円(税込)

本の仕様

発売日:1997/04/23

読み仮名 ワシノメハジュウネンサキガミエルオオハラマゴサブロウノショウガイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-113325-6
C-CODE 0193
整理番号 し-7-25
ジャンル 文学賞受賞作家、歴史・地理、ビジネス人物伝
定価 637円
電子書籍 価格 605円
電子書籍 配信開始日 2012/10/01

下駄と靴と片足ずつ履いて――その男は二筋の道を同時に歩んだ。地方の一紡績会社を有数の大企業に伸長させた経営者の道と、社会から得た財はすべて社会に返す、という信念の道。あの治安維持法の時世に社会思想の研究機関を設立、倉敷に東洋一を目指す総合病院、世界に誇る美の殿堂を建て……。ひるむことを知らず夢を見続けた男の、人間形成の跡を辿り反抗の生涯を描き出す雄編。

著者プロフィール

城山三郎 シロヤマ・サブロウ

(1927-2007)名古屋生れ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。一橋大学を卒業後、愛知学芸大に奉職し、景気論等を担当。1957(昭和32)年、『輸出』で文学界新人賞を、翌年『総会屋錦城』で直木賞を受賞し、経済小説の開拓者となる。吉川英治文学賞、毎日出版文化賞を受賞した『落日燃ゆ』の他、『男子の本懐』『官僚たちの夏』『秀吉と武吉』『もう、きみには頼まない』『指揮官たちの特攻』等、多彩な作品群は幅広い読者を持つ。2002(平成14)年、経済小説の分野を確立した業績で朝日賞を受賞。

目次

はじめに
一 やる可し、大いにやる可し
二 「友達」の顔
三 大集会の大男
四 不学の大学者
五 済人道楽
六 一本の電話
七 人生最後のおねだり
八 「エヲカッテヨシ カネオクル」
九 大不況の中で
十 勲三等の旅
十一 一人息子への手紙
十二 いちばんの傑作
あとがき

ノブレス・オブリージュ 神崎倫一

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