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人情武士道

山本周五郎/著

781円(税込)

発売日:1989/12/22

  • 文庫
  • 電子書籍あり

鋭く、深く、ユーモラス! 人間観察の達人・周五郎、初期傑作12編。

御用人の佐藤欽之助は、妻を通して琴の稽古友達だった女から、夫の仕官の世話を頼まれる。その女が、かつて縁談を申し込んで断られた和枝であることを知った欽之助は、思いがけない行動で依頼を果たす……。著者の鋭い人間観察眼を際立たせている表題作の他に、後年の“職人もの”の先駆をなす「しぐれ傘」や“滑稽もの”の「竜と虎」など、初期の傑作12編を収める。

  • テレビ化
    だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2(2022年2月放映)

書誌情報

読み仮名 ニンジョウブシドウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 416ページ
ISBN 978-4-10-113455-0
C-CODE 0193
整理番号 や-2-54
ジャンル 文芸作品、歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 781円
電子書籍 価格 704円
電子書籍 配信開始日 2012/07/01

著者プロフィール

山本周五郎

ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

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