ケンキ
剣鬼


柴田錬三郎

剣に禅なし。ただ斬るのみ。柴錬の最高傑作の呼び声高い神品六編。

戦火がようやく消えた江戸時代初期、戦功による出世の道を閉ざされた下級武士に残されたのは剣の道への精進だけであった。かくてこの時期には剣聖、剣豪が輩出したが、その魔剣、邪剣の故に名を残すことなく散って行った“剣鬼”ともいえる剣士たちが師を捨て、流派を捨て、人間の情愛をも捨てて求めた剣の奥義と鬼気迫るその執念を描く。『狼眼流左近』『刃士丹後』など傑作6編収録。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-115045-1
C-CODE : 0193
整理番号 : し-5-45
発売日 : 1996/05/30

テレビ化
「主水之助 七番勝負」
2008年10月放映



620円(定価) [在庫なし]


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柴田錬三郎
シバタ・レンザブロウ

(1917-1978)岡山県生れ。慶応義塾大学支那文学科卒業。在学中より「三田文学」に現代ものの短編を発表。戦後、「書評」の編集長を経て、創作に専念。1951(昭和26)年、『イエスの裔』で直木賞を受賞。以後、時代小説中心に創作し、1956年より連載開始の『眠狂四郎無頼控』は、一大ブームとなった。主な作品に『剣は知っていた』『赤い影法師』『運命峠』『御家人斬九郎』『剣鬼』『決闘者 宮本武蔵』等。享年61。


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