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死は必ずやって来る筈であった。特攻隊隊長としての体験に基づき、その極限状態を描いた戦争文学の傑作。

  • 受賞第10回 川端康成文学賞
  • 受賞第38回 野間文芸賞

魚雷艇学生

島尾敏雄/著

432円(税込)

本の仕様

発売日:1989/07/25

読み仮名 ギョライテイガクセイ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-116404-5
C-CODE 0193
整理番号 し-11-4
ジャンル 文芸作品
定価 432円
電子書籍 価格 324円
電子書籍 配信開始日 2014/10/31

このままで果たして自分は戦闘に臨めるのか――。海軍予備学生として魚雷艇の訓練を受けながらも、実戦経験がないまま、第十八震洋特攻隊の指揮官として百八十余名の部下を率いる重責。勇壮な大義名分と裏腹に、ベニヤ板張りのモーターボートでしかない特攻艇を目にしたときの驚愕。特攻隊隊長として従軍した著者が、死を前提とする極限状態における葛藤を描く戦争文学の傑作。

著者プロフィール

島尾敏雄 シマオ・トシオ

(1917-1986)横浜生れ。九大卒。1944(昭和19)年、第18震洋隊(特攻隊)の指揮官として奄美群島加計呂麻島に赴く。1945年8月13日に発動命令が下るが、発進命令がないままに15日の敗戦を迎える。1948年、『単独旅行者』を刊行し、新進作家として注目を集める。以後、私小説的方法によりながらも日本的リアリズムを超えた独自の作風を示す多くの名作を発表。代表作に『死の棘』(日本文学大賞・読売文学賞・芸術選奨)、『魚雷艇学生』(野間文芸賞・川端康成文学賞)など。

目次

第一章 誘導振
第二章 擦過傷
第三章 踵の腫れ
第四章 湾内の入江で
第五章 奔湍の中の淀み
第六章 変様
第七章 基地へ
解説 奥野健男

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