ホーム > 書籍詳細:江戸学講座

火盗改の家計は火の車? 手練作家たちも思わず唸った「江戸時代通」になれる話を満載。

江戸学講座

山本博文/著、逢坂剛/著、宮部みゆき/著

529円(税込)

本の仕様

立ち読みする

発売日:2014/11/01

読み仮名 エドガクコウザ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-116447-2
C-CODE 0195
整理番号 や-51-53
ジャンル 文学賞受賞作家、日本史
定価 529円

能力があり過ぎたため、出世できなかった長谷川平蔵。出張の費用に当てるため、娘を遊女屋に預けて、お金を借りた旗本……。武士たちの出世競争から、治安維持と災害対策、海外貿易まで、二人の人気作家の鋭い疑問に、東大史料編纂所の山本教授が明快に答え、意外な事実が明らかに。手練作家たちも思わず唸った「江戸時代通」になれる話を満載。『山本博文教授の江戸学講座』改題。

著者プロフィール

山本博文 ヤマモト・ヒロフミ

1957(昭和32)年、岡山県生まれ。東京大学史料編纂所教授。近世政治史を中心に、参勤交代や切腹などの制度に隠れた、新たな江戸時代像を提示。また、日本史全体の学び方にもさまざまな提言をしている。著書に『歴史をつかむ技法』『「忠臣蔵」の決算書』などがある。

逢坂剛 オウサカ・ゴウ

1943(昭和18)年、東京生れ。中央大学法学部卒。1966年博報堂に入社。1980年「暗殺者グラナダに死す」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1987年『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。1997(平成9)年6月に博報堂を退職、作家業に専念する。他に『百舌の叫ぶ夜』『重蔵始末』『相棒に気をつけろ』『相棒に手を出すな』等多数の作品がある。

宮部みゆき ミヤベ・ミユキ

1960(昭和35)年、東京生れ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1989(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。1993年『火車』で山本周五郎賞を受賞。1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。1999年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した。他の作品に『ソロモンの偽証』『英雄の書』『悲嘆の門』『小暮写眞館』『荒神』『希望荘』などがある。

大極宮 (外部リンク)

目次

I 武士と奥女中のサバイバル・ゲーム

第一章 奥女中は憧(あこが)れの職業――山本博文×宮部みゆき
大奥(おおおく)勤めはスッチーか、女子アナか
新入りは裸踊りをさせられる?
働き蜂(ばち)と側室候補
老人ホームもあった
外に出られるのは数年に一度?
意外にかかる交際費
第二章 現代顔負けの就職戦争――山本博文×逢坂 剛
家禄(かろく)で基本給が保証されていた
まずは養子先を見つけることから
役職を得るための涙ぐましい努力
「学問吟味」は注目を集める絶好のチャンス!
試験のマニュアルが出回っていた
合格してからもラクじゃない
第三章 大名・旗本の出世競争――山本博文×逢坂 剛
老中になりたかった譜代(ふだい)大名
官職と位階はワンセット
昇進にかける男たち
専門職の生きる道
私生活も査定の対象
左遷(させん)・辞任も紙一重
第四章 勤番武士の日常生活――山本博文×宮部みゆき
藩邸は長屋で守られていた
江戸詰家老はナンバー2(ツー)
まずは言葉でカルチャー・ショック
酒井伴四郎(ばんしろう)の勤務スタイル
一日百文(もん)で名所めぐり
みやげ片手に国許(くにもと)へ
II 治安維持と災害対策

第五章 八百八町の犯罪白書――山本博文×宮部みゆき
町奉行所(まちぶぎょうしょ)はスリムな組織
番所はたくさんあるけれど……
与力にも、いろいろありまして
火盗改の家計は火の車
広域捜査も行なわれていた
第六章 明暦の大火――そのとき江戸は――山本博文×逢坂 剛&宮部みゆき
火元が偽装されていた?
天守閣も焼け落ちた
火消人足(ひけしにんそく)が一万人?
噴火と大雨による甚大(じんだい)な被害
第七章 安政の大地震――そのとき江戸は――山本博文×逢坂 剛&宮部みゆき
手抜き住宅がもたらした災い
意外に大きかった大名家の被害
陣頭指揮をとった町奉行(まちぶぎょう)
III 旅と海外貿易

第八章 武士の転勤・公務出張――山本博文×逢坂 剛&宮部みゆき
参勤交代は公共事業?
安全はお金で買えるもの
本陣経営者と大名の絶妙な駆け引き
優良旅館のリストがあった
第九章 お伊勢参りは一生に一度――山本博文×逢坂 剛&宮部みゆき
商人たちも地方をめぐる
御師(おんし)は優秀な添乗員
子供たちだけで「抜け参り」
関所を抜けるのは簡単だった?
飯盛女(めしもりおんな)は苛酷(かこく)な労働
第十章 鎖国の意外な実態――山本博文×逢坂 剛
キリスト教が怖かった?
四つの交易ルート
出島や唐人屋敷に出入りできた人たち
抜け荷の手口あれこれ
役人だらけの長崎の町
聞役(ききやく)が情報ネットワークの要(かなめ)だった
◎各テーマがよくわかる本

感想を送る

新刊お知らせメール

山本博文
登録する
逢坂剛
登録する
宮部みゆき
登録する
文学賞受賞作家
登録する
日本史
登録する

同じジャンルの本

書籍の分類

江戸学講座

全国の書店、または以下のネット書店よりご購入ください。

※ 書店によっては、在庫の無い場合や取扱いの無い場合があります。あらかじめご了承ください。
※詳しい購入方法は、各ネット書店のサイトにてご確認ください。

  • amazon
  • 楽天ブックス
  • 7net
  • e-hon
  • HonyaClub
  • TSUTAYA ONLINE
  • 紀伊國屋書店
  • エルパカBOOKS - HMV
  • honto