ホーム > 書籍詳細:露の玉垣

窮乏のなかでも、気高さを失わず、武家の矜持を貫き通した名もなき家臣たち。新発田藩の史実に基づく歴史小説集。

露の玉垣

乙川優三郎/著

555円(税込)

本の仕様

立ち読みする

発売日:2010/07/01

読み仮名 ツユノタマガキ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-119225-3
C-CODE 0193
整理番号 お-61-5
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 555円

度重なる水害や飢饉に喘ぐ越後新発田藩。若き家老・溝口半兵衛は財政難に立ち向かう一方で、二百年に及ぶ家臣の記録を書きはじめる。後に世臣譜と題される列伝は細緻を極めて、故人の人間像にまで及ぶ。そこにあるのは身分を越えた貧苦との闘いであり、武家の葛藤であり、女たちの悲哀であり、希望である。すべて実在した人物を通して武家社会の実像を描く、全八編の連作歴史小説集。

著者プロフィール

乙川優三郎 オトカワ・ユウザブロウ

1953年東京生まれ。外資系ホテル勤務などを経て1996年小説家デビュー。2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、2002年『生きる』で直木三十五賞、2013年、初の現代小説『脊梁山脈』で大佛次郎賞、2016年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、2017年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞。著書に『トワイライト・シャッフル』『麗しき花実』など。『R.S.ヴィラセニョール』はパッションを抱き、挑むことを怖れぬ人々を描いた長篇小説である。

目次

乙路
新しい命
きのう玉蔭
晩秋
静かな川
異人の家
宿敵
遠い松原
あとがき
解説 島内景二

感想を送る

新刊お知らせメール

乙川優三郎
登録する
歴史・時代小説
登録する
文学賞受賞作家
登録する

同じジャンルの本

書籍の分類