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何をしても芸は汚れない。芸を恃みに逆境を生きる江戸の女たち。深い余韻が残る芸道短編集。

逍遥の季節

乙川優三郎/著

529円(税込)

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発売日:2012/03/01

読み仮名 ショウヨウノキセツ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-119226-0
C-CODE 0193
整理番号 お-61-6
ジャンル 歴史・時代小説、文学賞受賞作家
定価 529円

早くに両親を失い、同じような出生の二人は、幼い頃から互いを支え合ってきた。紗代乃は活花、藤枝は踊りを生き甲斐にして。だが、いつしか二人は、一人の男に翻弄されていた(表題作)。子を置いて離縁し、糸染に身を捧げる萌に所帯を持とうと言い寄る男が現れる(「秋草風」)。三絃、画工、根付、髪結……。人並みの幸福には縁遠くても、芸を恃みに生きる江戸の女たちを描く芸道短編集。

著者プロフィール

乙川優三郎 オトカワ・ユウザブロウ

1953年東京生まれ。外資系ホテル勤務などを経て1996年小説家デビュー。2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、2002年『生きる』で直木三十五賞、2013年、初の現代小説『脊梁山脈』で大佛次郎賞、2016年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、2017年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞。著書に『トワイライト・シャッフル』『麗しき花実』など。『R.S.ヴィラセニョール』はパッションを抱き、挑むことを怖れぬ人々を描いた長篇小説である。

目次

竹夫人 ちくふじん
秋野 あきの
三冬三春 みふゆみはる
夏草雨 なつくさあめ
秋草風 あきくさかぜ
細小群竹 いささむらたけ
逍遥の季節 しょうようのきせつ
解説 島内景二

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