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23歳で終戦。復員した男はいかに戦後を生き直すのか? 絶賛を浴びた著者初の現代長編。

  • 受賞第40回 大佛次郎賞

脊梁山脈

乙川優三郎/著

767円(税込)

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発売日:2016/01/01

読み仮名 セキリョウサンミャク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-119227-7
C-CODE 0193
整理番号 お-61-7
ジャンル 文芸作品、文学賞受賞作家
定価 767円

上海留学中に応召し、日本へ復員する列車の中で、矢田部は偶然出会った小椋に窮地を救われる。帰郷後、その恩人を探す途次、男が木地師であることを知った矢田部は、信州や東北の深山に分け入る。彼らは俗世間から離れ、独自の文化を築いていた。山間を旅するうち、矢田部は二人の女性に心を惹かれ、戦争で失われた生の実感を取り戻していく……。大絶賛を浴びた著者初の現代長編。

著者プロフィール

乙川優三郎 オトカワ・ユウザブロウ

1953年東京生まれ。外資系ホテル勤務などを経て1996年小説家デビュー。2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、2002年『生きる』で直木三十五賞、2013年、初の現代小説『脊梁山脈』で大佛次郎賞、2016年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、2017年『ロゴスの市』で島清恋愛文学賞。著書に『トワイライト・シャッフル』『麗しき花実』など。『R.S.ヴィラセニョール』はパッションを抱き、挑むことを怖れぬ人々を描いた長篇小説である。

目次

月の夜 つきのよる
塞の神 さえのかみ
蘇芳赤花 すおうあかばな
漂鳥 ひょうちょう
山路の菊 やまじのきく
変身 へんしん
国家と人間、繁栄と文化を問う物語 三浦しをん
解説 川本三郎

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