コドウケイサツショウセツキョウサク
鼓動―警察小説競作―


大沢在昌 今野敏 白川道 永瀬隼介 乃南アサ

聞こえるか、刑事たちの胸の高鳴りが。人気作家五人の競作。文庫オリジナル。

その夜、バーを訪れたのは、新宿で知らぬ者なき〈鮫〉だった(「雷鳴」)。たたき上げ警視と女性心理調査官が辿りついた真相は(「刑事調査官」)。娘を殺された退職刑事の“犯罪”(「誰がために」)。刑事の妻の危険な逃避行(「ロシアン・トラップ」)。現代っ子巡査が足を踏み入れてしまった事件とは(「とどろきセブン」)。正義とは一体何だ? 混沌の世界を生きる警察官の誇りと苦悩を描く全五篇。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-120845-9
C-CODE : 0193
整理番号 : し-22-35
ジャンル : 小説
ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
発売日 : 2006/02/01

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大沢在昌
オオサワ・アリマサ

1956(昭和31)年、名古屋生まれ。1979年『感傷の街角』で小説推理新人賞を受賞する。1991(平成3)年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞。1994年『新宿鮫・無間人形』で直木賞受賞。エンターテインメント小説界に話題作を次々と送りこんでいる。近著に『心では重すぎる』『闇先案内人』などがある。

大極宮


今野敏
コンノ・ビン

1955(昭和30)年北海道生れ。上智大学在学中の1978年に「怪物が街にやってくる」で問題小説新人賞を受賞。レコード会社勤務を経て、執筆に専念する。2006(平成18)年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞を、2008年、『果断―隠蔽捜査2―』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞を受賞する。さまざまなタイプのエンターテインメントを手がけているが、警察小説の書き手としての評価も高い。『イコン』『リオ―警視庁強行犯係・樋口顕―』『花水木』『TOKAGE』『心霊特捜』『同期』『凍土の密約』『化合』『転迷―隠蔽捜査4―』『防波堤―横浜みなとみらい署暴対係―』など著書多数。



白川道
シラカワ・トオル

1945(昭和20)年北京生れの湘南育ち。一橋大学社会学部を卒業後、家電メーカーや広告代理店勤務、旅行代理店経営などを経たのち、1980年代のバブル期に株の世界に飛び込み、大いなる栄光と挫折を味わう。1994(平成6)年、その体験を十二分に生かした『流星たちの宴』で作家としてデビュー。『海は涸いていた』『病葉流れて』『天国への階段』『終着駅』など話題作を次々と発表している。



永瀬隼介
ナガセ・シュンスケ

1960年、鹿児島県生まれ。国学院大学卒。「週刊新潮」記者を経てノンフィクションライターに。祝康成名義で事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年より、永瀬隼介名義で小説を書き始める。著書に『19歳 一家四人惨殺犯の告白』『真相はこれだ!』などのノンフィクション作品のほか、『サイレント・ボーダー』『閃光』『わたしが愛した愚か者』『踊る天使』『去りゆく者への祈り』『退職刑事』などの小説がある。



乃南アサ
ノナミ・アサ

1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家に。1988年、『幸福な朝食』で日本推理サスペンス大賞優秀作、1996(平成8)年、『凍える牙』で直木賞を受ける。近著に『風の墓碑銘(エピタフ)』『ニサッタ、ニサッタ』『いつか陽のあたる場所で』『自白』『すれ違う背中を』『禁猟区』『地のはてから』等がある。




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