ホーム > 書籍詳細:西郷隆盛はどう語られてきたか

最もわかりにくい存在なのに、敬愛され続けるのはなぜか。数多の西郷論を総ざらいする。

西郷隆盛はどう語られてきたか

原口泉/著

594円(税込)

本の仕様

発売日:2018/01/01

読み仮名 サイゴウタカモリハドウカタラレテキタカ
装幀 高ヤナギ浩太郎/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-121096-4
C-CODE 0195
整理番号 は-70-1
ジャンル ノンフィクション
定価 594円

「維新の三傑」でありながら、西南戦争を引き起こした賊軍の首魁。にもかかわらず、国民の間では圧倒的な人気を誇る。武士にして思想家、軍略家にして温情の人、農本主義者にして詩人でもあった。西郷隆盛ほど捉えにくい人物はいない。だからこそ、さまざまな西郷論が語られ続けてきた。その変遷はまた、時代を映す鏡でもある。同時代人の証言から、小説における描かれ方までを総ざらいする。

著者プロフィール

原口泉 ハラグチ・イズミ

1947(昭和22)年、鹿児島県生れ。米国ネブラスカ州立大付属ハイスクール、鹿児島県立甲南高校、東京大学文学部国史学科卒。同大学大学院修士課程修了、博士課程単位取得。鹿児島大学法文学部教授を経て、2017年12月現在、同大学名誉教授、志學館大学教授、鹿児島県立図書館館長。専門は日本近世・近代史、薩摩藩の歴史。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」「琉球の風」「篤姫」「西郷(せご)どん」の時代考証を担当。『世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵』『龍馬を超えた男 小松帯刀』『西郷(せご)どんとよばれた男』など著書多数。

目次

はじめに
第一章 同時代の人に、どう語られてきたか
  「功臣にして賊臣」「大人物だが不可解」
第二章 家族・親族に、どう語られてきたか
   上野の銅像を見て嘆じた糸夫人の真意
第三章 明治の新聞・庶民に、どう語られてきたか
   賊臣でありながら錦絵や歌舞伎でも人気
第四章 明治の知識人に、どう語られてきたか
  「天下の人物である」とその死を惜しんだ福沢諭吉
第五章 異国の人間に、どう語られてきたか
   同時代の報告から「詩人西郷」に着目した最新研究まで
第六章 大正から昭和へ、どう語られてきたか
  「明治」を清算するための人物解剖
第七章 右派・左派思想家に、どう語られてきたか
   頭山満・北一輝らの崇拝と左派知識人からの敬遠
第八章 戦前・戦後の庶民に、どう語られてきたか
   語り継がれた伝説と教科書の記述の変遷
第九章 現代の作家・思想家に、どう語られてきたか
   海音寺潮五郎から司馬遼太郎・三島由紀夫・江藤淳まで
第十章 映画・ドラマで、どう語られてきたか
  『翔ぶが如く』『ラストサムライ』そして『西郷どん』へ
あとがき

感想を送る

新刊お知らせメール

原口泉
登録する

書籍の分類

同じジャンルの本

西郷隆盛はどう語られてきたか

全国の書店、または以下のネット書店よりご購入ください。

※ 書店によっては、在庫の無い場合や取扱いの無い場合があります。あらかじめご了承ください。
※詳しい購入方法は、各ネット書店のサイトにてご確認ください。

  • amazon
  • 楽天ブックス
  • 7net
  • e-hon
  • HonyaClub
  • TSUTAYA ONLINE
  • 紀伊國屋書店
  • エルパカBOOKS - HMV
  • honto