ホーム > 書籍詳細:捨ててこそ 空也

欲も恨みも絶望さえも、すべて認めてすべて捨てる。千年余り前に生きた聖を描く感動作。

捨ててこそ 空也

梓澤要/著

810円(税込)

本の仕様

発売日:2017/12/01

読み仮名 ステテコソクウヤ
装幀 瀬戸照/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-121181-7
C-CODE 0193
整理番号 あ-91-1
定価 810円

平安時代半ば、醍醐天皇の皇子ながら寵愛を受けられず、都を出奔した空也。野辺の骸を弔いつつ、市井に生きる聖(ひじり)となった空也は、西国から坂東へ、ひたすら仏の救いと生きる意味を探し求めていく。悪人は救われないのか。救われたい思いも我欲ではないか。「欲も恨みもすべて捨てよ」と説き続けた空也が、最後に母を許したとき奇跡が起きる。親鸞聖人と一遍上人の先駆をなした聖の感動の生涯。

著者プロフィール

梓澤要 アズサワ・カナメ

1953(昭和28)年静岡県生れ。明治大学文学部卒業。1993(平成5)年、『喜娘』で第18回歴史文学賞を受賞しデビュー。歴史に対する知的な洞察とドラマ性で、本格派の歴史作家として評価されてきた。執筆の傍ら、東洋大学大学院で仏教史を学ぶ。著書に、『荒仏師 運慶』『万葉恋づくし』『光の王国 秀衡と西行』『越前宰相秀康』『阿修羅』『百枚の定家』『夏草ヶ原』『遊部』『橘三千代』『枝豆そら豆』『唐衣』『女にこそあれ次郎法師』等がある。

判型違い(書籍)

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