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東山魁夷小画集 唐招提寺全障壁画

東山魁夷/著

935円(税込)

発売日:1984/05/29

  • 文庫

天平の昔12年の歳月を費して渡来し、奈良の唐招提寺を開いた唐の高僧鑑真和上に捧げるために描いた障壁画をすべて収める。日本の風土の象徴として山と海を群青、緑青という岩絵具で描いた「山雲」10面、「濤声」16面。和上の故郷中国の壮大な風景を墨一色で描いた「黄山暁雲」8面、「揚州薫風」26面、「桂林月宵」8面。お厨子の内部に彩色で描いた「瑞光」、及びスケッチを完全に収録した画集。

書誌情報

読み仮名 トウショウダイジゼンショウヘキガ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 208ページ
ISBN 978-4-10-123206-5
C-CODE 0171
整理番号 ひ-4-6
ジャンル ノンフィクション、絵画
定価 935円

著者プロフィール

東山魁夷

ヒガシヤマ・カイイ

(1908-1999)横浜市生れ。東京美術学校日本画科卒、研究科修了。ベルリン大学哲学科美術史部中退。研究科では結城素明に師事。1947年日展で「残照」が特選・政府買い上げとなり、1950年日展出品の「道」で大きな評価を受けた。1956年「光昏」により芸術院賞受賞。1969年毎日芸術大賞受賞、文化勲章受章。1968年皇居新宮殿壁画、1981年唐招提寺御影堂全障壁画を完成。『わが遍歴の山河』『風景との対話』など多数の画文集がある。

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