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河合隼雄自伝―未来への記憶―

河合隼雄/著

825円(税込)

発売日:2015/05/28

  • 文庫

臨床心理学の泰斗・河合隼雄。その独創的学識と人間的魅力はいかに形づくられたのか。

「箱庭療法」など日本の臨床心理学の礎を築いた河合隼雄。その独創的で深い学識や人間的魅力はいかに形づくられたのか。丹波篠山の豊かな自然と自由闊達な家族に育まれた幼年時代、悩み多き京大数学科時代、臨床心理学に目覚めて留学したアメリカ、スイス・ユング研究所での格闘の日々……臨床家として人の心を支え続けた著者の「魂の半生記」。『未来への記憶—自伝の試み』改題。

目次
はしがき
I 家族のなかで
――丹波篠山の思い出
II 自由と混迷
――教師に、そして心理学への開眼
III 人間の深層へ
――臨床心理学への傾倒
IV 異文化のなかの出会い
――アメリカ留学時代
V 分析家への道
――ユング研究所での三年
あとがき 河合隼雄
〔付〕未来への記憶のつづき
今を生き、未来を残した人、河合隼雄 河合俊雄

書誌情報

読み仮名 カワイハヤオジデンミライヘノキオク
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 418ページ
ISBN 978-4-10-125234-6
C-CODE 0195
整理番号 か-27-14
ジャンル 心理学、ノンフィクション
定価 825円

著者プロフィール

河合隼雄

カワイ・ハヤオ

(1928-2007)兵庫県生れ。京大理学部卒。京大教授。日本におけるユング派心理学の第一人者であり、臨床心理学者。文化功労者。文化庁長官を務める。独自の視点から日本の文化や社会、日本人の精神構造を考察し続け、物語世界にも造詣が深かった。著書は『昔話と日本人の心』(大佛次郎賞)『明恵 夢を生きる』(新潮学芸賞)『こころの処方箋』『猫だましい』『大人の友情』『心の扉を開く』『縦糸横糸』『泣き虫ハァちゃん』など多数。

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