ホーム > 書籍詳細:その生き方だとがんになる―漢方治療の現場から―

□食欲旺盛。□仕事がデキる。□筋肉質。□めったに風邪を引かない。□根性がある。チェックの多いあなたはがん予備軍です! 名医が説く体質改善のすすめ。

その生き方だとがんになる―漢方治療の現場から―

丁宗鐵/著

594円(税込)

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発売日:2014/06/01

読み仮名 ソノイキカタダトガンニナルカンポウチリョウノゲンバカラ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-125871-3
C-CODE 0195
整理番号 て-9-1
ジャンル 家庭医学・健康
定価 594円

強い体と心を持った人ほど、がんになりやすいって本当!? がんにまつわる意外な真実とは。「何を食べるか」より「いつ食べるか」が大事。豆類や玄米のアミノ酸はがんの好物。年を取っても無理がきく人は一種の「未病」。体質に応じた具体的な漢方の生かし方……。西洋医学と東洋医学の両方を学んだ名医が説く、がんに負けない体をつくるための基礎知識。『がんにならない生き方』改題。

著者プロフィール

丁宗鐵 テイ・ムネテツ

1947(昭和22)年東京生れ。横浜市立大学医学部入学後、学生サークル東洋医学研究会部長として活動。同大学院在学中の国立がんセンター研究所研修を経て、大学院修了後に北里研究所に入所。同研究所東洋医学総合研究所研究部門長、米国スローン・ケタリング癌研究所客員研究員、東京大学大学院生体防御機能学助教授、東京女子医科大学特任教授を経て、現在日本薬科大学学長、百済診療所院長。著書に『医者のいらない暮らし』『医者を信じると病気になる』『正座と日本人』『がんを治す「戦略的組み合わせ療法」』『ポックリ、大往生。』『がんの嫌がる食事』など多数。テレビ、ラジオ出演も多い。

目次

はじめに ヒトの多様性
第一章 がんと漢方――古くて新しい治療法
私の「がんもどき」体験記/西洋医学を学びながら、漢方研究も/漢方研究を志した理由
[コラム]板倉武先生と漢方のEBM
国立がんセンターで、がんと免疫の研究/北里研究所で漢方と「再会」/アメリカ留学――東西両医学の共通項がみえた
[コラム]アメリカ人参
漢方再評価の時代へ――古くて新しい治療法/最先端医療と漢方の併用/統合医療――体質に合わせたオーダーメイドの治療法/組み合わせ療法――自然治癒力を引き出す治療を最優先に/回復の基本は免疫力
第二章 こんな体質は危ない! 体質とがん
元気そうな人ほどがんになる
ケース1 「超」仕事人間の肺がん(六〇歳男性の例)
西洋医学と漢方――病気のとらえ方の違い
[コラム]漢方の診断法「四診」について
実証体質、虚証体質、中庸体質
ケース2 頑張り屋の胸腺腫(四八歳女性の例)
[コラム]生命活動のもと「気血水」
陰証・陽証――陽は交感神経優位、陰は副交感神経優位/がんと実証体質――がん患者の九割以上が「陽実タイプ」/実証体質は体のセンサーが鈍感/実証体質の人の闘病は消耗戦
ケース3 痛ましい闘病(卵巣がん)(七三歳女性の例)
ケース4 苦労の多い人生の末の大腸がん(七三歳男性の例)
メタボリックシンドロームと実証体質/エピジェネティクスと実証体質/虚証体質のがんとその特徴――虚証体質はがんが治りやすい/日本人は実証体質・虚証体質どちらが多い?
[コラム]鍼灸治療とは
第三章 国民病・がんとは?
がんはありふれた病気/「国民病」は変わる
[コラム]「がん」という名の由来
がん治療の歴史――江戸時代に世界初の外科手術
[コラム]華岡青洲とチョウセンアサガオ
がんとはどのような病気か/がんはどのように発生するのか/がん化にかかわる要因/がんはなぜ治らないのか?――がん幹細胞説/食事の変化で増えたがん/たばことがん/ウイルスとがん/職業や住環境の関わり
[コラム]ATLからみえた日本人の起源
CT検査と発がんの関係――CTのとり過ぎでがんになる?/がん遺伝子――がんは遺伝するのか?/がんは努力で防げる
第四章 ここが違う! がんになる人ならない人
がん遺伝子をオンにする生き方/がんを招く生活習慣
[コラム]天寿がん
がんになりやすい食事――糖分・アミノ酸・脂肪酸に注意/乳製品、豆類のとりすぎはあぶない/人を押しのける性格――性格とがん
ケース5 負けず嫌いの胃がん(四九歳男性の例)
男性更年期とがん
ケース6 男性更年期で耳下腺がんに(六二歳男性の例)
女性にがんが増えている理由――キャリアウーマンがあぶない?
ケース7 キャリアウーマンの乳がん(二八歳女性の例)
増える女性の「介護がん」
ケース8 増える「介護がん」(乳がん)(四六歳女性の例)
ストレスがなぜがんを誘発するのか――カギは睡眠にあり
[コラム]不眠にはコーヒーが効く?
多重がんの意味――がんは本来、多重発生
第五章 まだ間に合う! がんにならない生き方
未病を治す――予防と早期発見/最新、そしてこれからのがん検診――「未病診断」/がんにならない食事?/とにかく「規則正しく」食べる/がん予防には「和定食」――玄米はからだに悪い? 新米には毒がある?/野菜や果物のがん予防効果は疑問/ビタミン補給には「漬物」と「干物」/虚証タイプは肉を積極的にとるべき/酒の飲み方とがん――規則的に適量で
[コラム]自律神経のスイッチはお茶で切り替える
摂養とは遺伝子をコントロールすること
[コラム]摂養と養生
第六章 がんになってしまったら……がんに負けない生き方
がんになるのは人生の中間決算が赤字/増え続ける「がん難民」/標準治療とは――体質を無視した西洋医学の落とし穴/がん治療における漢方の生かし方/体質に基づく戦略的がん治療――実証・虚証 体質によって治療法が異なる/変わる医療の常識――組み合わせ療法のすすめ/分子標的薬は夢の抗がん剤か?/がんになったら生き方を変える覚悟が必要/がんには「兵糧攻め」が肝心/病気が食べさせる――冷たく甘い飲食物でがん細胞が増殖/がん細胞は熱に弱い――からだを冷やさない努力を/がんには「時間稼ぎ」が必要――新しい治療法を受けるために/実証体質には温熱治療も/がんに厳しく身体に優しい「トモセラピー」/超高濃度ビタミンC点滴療法と生薬の使い分け/がんとアンチエイジング
ケース9 がん治療で若返り!? (前立腺がん)(六五歳男性の例)
[コラム]実証体質の患者さんに効果がある「船」と「馬」
第七章 がんの治療からみた医療の近未来
高額の治療費問題――がんの「標準治療」が「がん難民」をつくる/患者さんにとって「本当に良い医療」とは/キュアしながらケアする施設を目指して/がん治療の統合司令室が日本の医療を変える/国民皆保険の乱用が医療の質低下を招く――健康は自己責任/がんの診断と治療の主流は免疫学的アプローチ/日本の細胞免疫療法も海外に追い抜かれる?/分子標的薬のもつ経済的問題/がんの化学的予防という道――ケモプリベンションとは/「効果のない薬」にも大切な役割――漢方的「組み合わせ」戦略/チーム力を考えよう
あとがき
参考文献
がん患者経験者として 南伸坊

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