ヒトリグラシ
ひとり暮らし


谷川俊太郎

結婚式よりも葬式のほうが好きだ――。日常に湧きいづる歓びを愛でる詩人の暮らし方。現代最高の詩人による名エッセイ。

結婚式より葬式が好きだ。葬式には未来がなくて過去しかないから気楽である――。毎日の生活のなかで、ふと思いを馳せる父と母、恋の味わい、詩と作者の関係、そして老いの面白味。悲しみも苦しみもあっていいから、歓びを失わずに死ぬまで生きたい。日常に湧きいづる歓びを愛でながら、絶えず人間という矛盾に満ちた存在に目をこらす、詩人の暮らし方。ユーモラスな名エッセイ。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-126623-7
C-CODE : 0195
整理番号 : た-60-3
ジャンル : 文学
エッセイ
発売日 : 2010/02/01

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谷川俊太郎
タニカワ・シュンタロウ

1931(昭和6)年東京生れ。1952年「文學界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集『二十億光年の孤独』を刊行、みずみずしい感性が高い評価を得る。以降、現在まで数多くの詩集、エッセイ集、絵本、童話、翻訳書があり、脚本、作詞、写真集、ビデオなども多数手がける。その詩は海外でも広く支持されている。読売文学賞を受賞した詩集『日々の地図』をはじめ、詩集『六十二のソネット』『定義』『世間知ラズ』『ことばあそびうた』『よしなしうた』『夜のミッキー・マウス』『トロムソコラージュ』、翻訳に『マザーグース』など、著書多数。

ポポー
ゆとり
恋は大袈裟
聞きなれた歌
道なき道
ゆきあたりばったり
葬式考
風景と音楽
昼寝
駐ロバ場
じゃがいもを見るのと同じ目で
春を待つ手紙
自分と出会う
古いラジオの「のすたるぢや」
通信・送金・読書・テレビ、そして仕事
惚けた母からの手紙
単純なこと複雑なこと
内的などもり
とりとめなく
十トントラックが来た
私の死生観
五十年という歳月
私の「ライフ・スタイル」
ひとり暮らしの弁
からだに従う
二〇〇一年一月一日
二十一世紀の最初の一日
ことばめぐり










ある日(一九九九年二月~二〇〇一年一月)
あとがき
文庫版へのあとがき

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