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日本の敵

櫻井よしこ/著

649円(税込)

発売日:2017/09/28

  • 文庫
  • 電子書籍あり

不条理な非難を浴びせ続ける彼らとの闘いは終わらない。私たちの武器は歴史の真実だ。

日本は今、歴史戦を挑まれている。闘いの主戦場を国連に広げ、不条理な非難を浴びせ続ける相手の主軸は中国である。だが、忘れてはならない。慰安婦問題をはじめ、わが国の名誉を汚す歴史非難の原因を作ったのは日本人だったということを。敵は内にも外にもいるのだ。私たちは、果敢に、粘り強く、真実を示し続けなければならない。主張する勇気と知性を身につけ、勁(つよ)き国家を創る術を説く。

目次
はじめに
第1章 本当の敵を見極める眼力を持て
日本古来の歴史こそ力の源泉
奏功せず、中国の「靖国参拝」政治利用
英国人学者が高く評価した韓国併合
名護の“民意”が目を瞑る中国の脅威
増長する中国、いま何よりも尖閣警備の充実を
変わる米外交、日本も機敏に対応せよ
勁い日本、変わる米国の対応
日本に危機をもたらす朝日の主張
第2章 中国と韓国には堂々と対峙せよ
朴槿恵対日外交の絶望的意固地
拉致問題を解決できるのは日本だけ
米国、アジア外交で再び日本重視か
中国に、早期潜水艦増加で対処せよ
“集団的自衛権”反対論者は世界を見よ
嘘と捏造の習近平発言
中韓国民感情を煽る朝日の世論調査
“異常”の国、韓国をどう読み解くか
第3章 正しく歴史を知れば国力は強化される
“歴史”戦争、日本は再び負けてはならない
同盟があっても自主独立の気概が大事
中国の対越蛮行でアジアは新局面へ
日本人よ、もっと歴史闘争に参加せよ
韓国は朴槿恵大統領で生き残れるか
“中国は悪者”がアジア諸国の基本認識
日本こそ学べ、騙しを旨とする孫子の兵法
混沌を極める米外交と日本の針路
第4章 朝日新聞は廃刊を回避できるか
河野、谷野両氏を国会喚問せよ
今も昔も変わらぬ朝日の偏り社説
朴政権まで利用する中国の対日闘争
中国の異常“軍拡”への新対抗戦略
不都合な真実に頬かぶりする朝日
「反原発」元国会事故調委員の非常識
不都合な史実に向き合えぬ「朝日新聞」には廃刊しかない
反省なき朝日のダブル吉田ショック
第5章 朝日の凋落が始まった
朝日が支えた「河野談話」を乗り越えよ
すでに囁かれ始めた11月総選挙
「謝罪会見」に垣間見えた謝らない体質
沖縄知事選と歪められる辺野古移設問題
台湾の正念場、11月の五大市長選挙
中東の混沌は新たな文明の戦いだ
朝日は脅迫も自己防衛に使うのか
情報と謀略こそ国防の要
第6章 これからの日本を創るために
再生エネルギーで日々300億円が消える
拉致問題解決には新たな体制が必要だ
国際金融・経済、中国の野望を日米で超えよ
対中戦略なきオバマ大統領の敗北
憲法改正、今が最後のチャンスだ
膨張「中国」への戦略こそ選挙の争点
「弱い日本」を望む米国の反日言説
国民の信を得たいま、歴史的使命を果たせ
文庫版あとがき

書誌情報

読み仮名 ニホンノテキ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 新潮社装幀室/デザイン
雑誌から生まれた本 週刊新潮から生まれた本
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 368ページ
ISBN 978-4-10-127232-0
C-CODE 0195
整理番号 さ-41-12
ジャンル ノンフィクション
定価 649円
電子書籍 価格 649円
電子書籍 配信開始日 2018/03/16

著者プロフィール

櫻井よしこ

サクライ・ヨシコ

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

櫻井よしこWEBサイト (外部リンク)

国家基本問題研究所公式サイト (外部リンク)

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