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特殊任務を帯びたB29。その情報を得ながら、なぜ活かすことができなかったのか――。解説・佐藤優

原爆投下―黙殺された極秘情報―

NHKスペシャル取材班/著 、松木秀文/著 、夜久恭裕/著

594円(税込)

本の仕様

発売日:2015/08/01

読み仮名 ゲンバクトウカモクサツサレタゴクヒジョウホウ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-128377-7
C-CODE 0195
整理番号 え-20-7
ジャンル 日本史
定価 594円

原爆投下はアメリカによる奇襲攻撃であり、そのために空襲警報さえ出せなかったという定説。果たして、これは真実なのか――。NHKスペシャル取材班は、元通信隊員ら当時を知る人々をたずね、日米の資料を紐解く。陸海軍の諜報部隊がB29の謎のコールサインを傍受していたという驚愕の事実が、しだいに見えてくるが……。“唯一の被爆国”の出発点を解き明かす。解説・佐藤優。

著者プロフィール

松木秀文 マツキ・ヒデフミ

1972(昭和47)年生れ。1998(平成10)年NHK入局。静岡放送局、広島放送局などを経て、現在報道局社会番組部チーフ・プロデューサー。NHKスペシャル「ひとり団地の一室で」「激流中国」「封印された原爆報告書」「原爆投下 活かされなかった極秘情報」「戦後70年 ニッポンの肖像―日本人と象徴天皇―」などドキュメンタリー番組の制作にあたる。

夜久恭裕 ヤク・ヤスヒロ

1977(昭和52)年生れ。2000(平成12)年NHK入局。仙台放送局、広島放送局などを経て、現在大型企画開発センターディレクター。原爆を始め、戦争や医療、教育など、幅広いテーマで調査報道を手がける。共著に『里山資本主義』がある。

目次

はじめに この国の原点
第一章 極秘の通信諜報部隊
陸軍特種情報部/海軍大和田通信隊/B29の来襲を予測
第二章 不審なコールサインの出現
残されていた証言/元特種情報部員の証言から/海軍はどこまで掴んでいたのか/情報はどう分析されたのか
第三章 日米原爆開発の歴史
マンハッタン計画/日本の原爆開発/「ニ号研究」の実態/ウラン採掘が行われた福島/日本はアメリカの原爆開発を掴んでいたのか
第四章 原爆投下へ動きはじめたアメリカ軍
テニアン島の戦略的意味/アメリカの戦略爆撃/精鋭部隊・第五〇九混成群団/東京ローズの「警告」/繰り返された爆撃訓練
第五章 原爆投下へのカウントダウン
原爆投下のターゲットは?/日本の失敗とアメリカの成功/日本も掴んでいた情報/なぜ情報は黙殺されたのか/模擬爆弾の投下/本土決戦に向けて/空襲への警戒を強めていた広島
第六章 広島 運命の八月六日
前夜から続いていた緊張/エノラゲイ、テニアンを発つ/傍受されたあのコールサイン/伝えられなかった危険情報/無防備の広島へ……/特種情報部の無念/警報さえ出ていれば
第七章 原爆と認めず
始められた調査/「原爆」断定までの過程/軍上層部の“本音と建前”/特種情報部で行われた表彰式/第二の原爆攻撃へ
第八章 長崎 繰り返された悲劇
再び現れたあのコールサイン/上層部にまで上げられていた情報/ボックスカー、長崎へ/出撃命令の出なかった精鋭戦闘機部隊/繰り返された甘い予断/「処置なし」の意味/またしても活かされなかった情報/検討されていた「長崎市総避難」/無念の救護活動
第九章 三度目のコールサイン
次は東京か?/避難した昭和天皇/最後まで迷走した軍上層部/終戦と「証拠隠滅」
第十章 封印された原爆報告書
終戦後も続けられていた原爆調査/アメリカ軍へ協力した思惑/国策調査の開始/救済よりも調査を優先/アメリカ国立公文書館に眠る報告書/調査の対象となった動員学徒/“封印されていた”入市被曝の報告書/戦後の日米関係の出発点
おわりに 止まったままの時計
文庫版あとがき 記憶から記録へ
解説 佐藤優

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