風花病棟
737円(税込)
発売日:2011/10/28
- 文庫
- 電子書籍あり
感涙必至! 累計80万部突破『閉鎖病棟』著者が描く、あなたの隣にいる10人の“良医”たち。
乳癌と闘いながら、懸命に仕事を続ける、泣き虫先生(「雨に濡れて」)。診療所を守っていた父を亡くし、寂れゆく故郷を久々に訪れた勤務医(「百日紅」)。三十年間地域で頼りにされてきたクリニックを、今まさに閉じようとしている、老ドクター(「終診」)。医師は患者から病気について学ぶのではなく、生き方を学ぶのだ――。生命の尊厳と日夜対峙する、十人の良医たちのストーリー。
目次
メディシン・マン
藤籠
雨に濡れて
百日紅
チチジマ
顔
かがやく
アヒルおばさん
震える月
終診
藤籠
雨に濡れて
百日紅
チチジマ
顔
かがやく
アヒルおばさん
震える月
終診
文庫版あとがき
書誌情報
読み仮名 | カザハナビョウトウ |
---|---|
シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 384ページ |
ISBN | 978-4-10-128821-5 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | は-7-21 |
ジャンル | 文芸作品 |
定価 | 737円 |
電子書籍 価格 | 693円 |
電子書籍 配信開始日 | 2014/11/21 |
著者プロフィール
帚木蓬生
ハハキギ・ホウセイ
1947(昭和22)年、福岡県生れ。東京大学仏文科卒業後、TBSに勤務。2年で退職し、九州大学医学部に学ぶ。2023年8月現在は精神科医。1993(平成5)年『三たびの海峡』で吉川英治文学新人賞、1995年『閉鎖病棟』で山本周五郎賞、1997年『逃亡』で柴田錬三郎賞、2010年『水神』で新田次郎文学賞、2011年『ソルハ』で小学館児童出版文化賞、2012年『蠅の帝国』『蛍の航跡』の二部作で日本医療小説大賞、2013年『日御子』で歴史時代作家クラブ賞作品賞、2018年『守教』で吉川英治文学賞と中山義秀文学賞をそれぞれ受賞。『国銅』『風花病棟』『天に星 地に花』『受難』『悲素』『襲来』『花散る里の病棟』といった小説のほか、新書、選書、児童書などにも多くの著作がある。
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