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銀のみち一条〔上〕

玉岡かおる/著

737円(税込)

発売日:2011/08/30

  • 文庫
  • 電子書籍あり

激動の明治、生野銀山で三人の女が恋に落ちた。感動の大河ロマンに心震える!

千二百年もの間、日本に銀をもたらし近代鉱業の中心となった生野銀山。その但馬の地に生まれつき、明治の時代を生きた三人の女がいた。東京帰りで名士の娘、咲耶子。町一番の美貌で芸妓の芳野。気立てがよく真っ直ぐな女中の志真。彼女たちの胸の中には、生涯忘れられない男として刻まれた、孤独な坑夫、雷太──。激動の変革期、恋と夢に魂を燃やした、名もなき人々の感動大河ロマン。

目次
序章
第一章 但馬口・播磨口
第二章 帰郷
第三章 手紙
第四章 白鷺
第五章 むすび切り
第六章 見石引き

書誌情報

読み仮名 ギンノミチイチジョウ1
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
頁数 432ページ
ISBN 978-4-10-129619-7
C-CODE 0193
整理番号 た-51-9
ジャンル 歴史・時代小説
定価 737円
電子書籍 価格 737円
電子書籍 配信開始日 2016/09/30

著者プロフィール

玉岡かおる

タマオカ・カオル

1956(昭和31)年、兵庫県生れ。神戸女学院大学文学部卒。1987年、『夢食い魚のブルー・グッドバイ』で神戸文学賞を受賞し、作家デビュー。2009(平成21)年、『お家さん』で織田作之助賞、2022(令和4)年、『帆神』で新田次郎文学賞、舟橋聖一文学賞を受賞。主な著書に、『蒼のなかに』『天涯の船』『タカラジェンヌの太平洋戦争』『銀のみち一条』『自分道』『負けんとき』『虹、つどうべし』『ひこばえに咲く』『天平の女帝 孝謙称徳』『花になるらん』『われ去りしとも美は朽ちず』『春いちばん』など。

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