はじめに
第一章 宇宙をめぐる冒険
外で遊び暮れる子ども/鉄道好き、機械好き/宇宙戦艦ヤマト/いつも平均点/宇宙が目標になった瞬間/宇宙を目指した大学受験
第二章 宇宙からの合格通知
石川島播磨重工業で働く/結婚して得たもの/宇宙への試験/奇妙な試験の数々/いざ、ヒューストンへ
第三章 長距離ランナーの孤独
宇宙飛行士候補生ライフ/空を知る/英語という壁/卒業はしたけれど/自己アピールの方法/「星の街」での冒険/日本人であること/ついに、ご指名!/ぼくの仲間たち
第四章 遠ざかる宇宙
コロンビア号の事故/バラバラになった機体/シャトルはもう飛ばないのか/ハズレくじ/手に負えない断熱フォーム/どん底のどん底/絶対にやめない
第五章 復活の季節
「新記録」達成/船外活動はアートだ/信頼という意味/コミュニケーション能力/家族の無言/死を意識する/タイル修理と素敵なレシピ/二時間二十分前の延期/隔離中は映画三昧
第六章 二〇〇五年、宇宙の旅
ゼロ! の瞬間/すべてが踊り出す/最初のドッキリ/引越屋さんで電気屋さん/日本でいちばん目立つもの/宇宙ステーション/将来の家/地球がここになぜ?/生と死のせめぎあい/離見の見
第七章 未知との遭遇
宇宙に閉め出し/シックス・センス/無重力に遊ぶ/宇宙飛行士にならないほうがいい十の理由/宇宙での愉快な実験/大リーグボール/五十歳のペンシルロケット/宇宙のごはん/宇宙でラーメン/宇宙でビストロ/強力な宇宙サポーターたち/世界に一つだけの花
第八章 地球への帰還
宇宙でのお仕事/働く、働く/プレッシャー克服法/恐怖というもの/大気圏再突入/地球慣れ/地球で最初にしたこと/宇宙からの帰還/自分のエクスプローラー
第九章 「野口聡一」が宇宙へ行った意味
二十二億円は高いか安いか/一隅で果たす義務/「きぼう」、そしてその先の宇宙へ/「新世代」の宇宙飛行士/「五人目」の無意味/まじめに、地道に/普通じゃないけど、普通
おわりに
第十章 宇宙(ゆめ)へ、ふたたび(文庫版あとがきにかえて)
宇宙に住む時代がやってきた/短距離スプリンターとマラソンランナー/アメリカ流とロシア流:東西の壁を越えて/二度目の宇宙、そしてその先へ
解説 小山宙哉
年譜