小夜 夜名ノ里のはずれに綾野ばあさんと住む。〈聞き耳〉の才がある。
綾野 〈とりあげ女〉(産婆)をしながら小夜を育てた。
野火 呪者に使い魔にされた霊狐。
小春丸 夜名ノ森の森陰屋敷に閉じこめられている少年。
大朗 〈オギ〉の術の使い手。有路ノ春望に仕える。
鈴 大朗の妹。大朗や一太と共に梅が枝屋敷で暮す。
一太 鈴の子ども。
高朗 大海を渡って来た〈オギ〉の使い手。大朗の父。
花乃 小夜の母。小夜が幼い頃に死んだ。
那柁 花乃の父。有路ノ雅望に仕えていた。
木縄坊 天狗にさらわれ、蔦の精の夫にしてもらって自分も半天狗になった。野火の友。
威余大公 春名ノ国、湯来ノ国を含む広大な一帯を治める大領主。
有路ノ一族
春望 春名ノ国の領主。隣国・湯来ノ国の呪者に妻や親しい者を殺された。
雅望 有路ノ春望の父。湯来ノ芳惟の長兄。
安望 有路ノ春望の第一子、総領息子。
湯来ノ一族
盛惟 春名ノ国の隣国、湯来ノ国の領主。有路ノ春望とは従兄弟同士だが、父の代に有路ノ一族に国境の水源地・若桜野を奪われ、怨んでいる。
芳惟 湯来ノ盛惟の父。有路ノ雅望の弟。養子として湯来ノ国へ来た。
助惟 湯来ノ盛惟の第二子。
久那 湯来ノ盛惟に仕える呪者。狐笛を持ち、使い魔を操る。
影矢 呪者に使い魔にされた霊狐。
玉緒 呪者に使い魔にされた霊狐の女。