リョウマサンジョウ
龍馬参上


安部龍太郎 宮地佐一郎 織田作之助 船山馨 綱淵謙錠

時代小説の名手たちが描く、新たな英雄像。龍馬小説決定版。

幕末の土佐藩に突如出現し、京都近江屋での暗殺までの短い期間に、薩長同盟への助力、海援隊の結成など、近代日本の成立に尽力した男、坂本龍馬。長い年月を経てなお、多くの日本人の理想像として存在し続ける男の素顔を、本人のエピソードを含め、生涯に関係した歴史上の人物らを通して、名うての時代小説作家たちが浮かび上がらせる。新たな龍馬像を提示する時代小説アンソロジー。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-130521-9
C-CODE : 0193
整理番号 : あ-35-51
ジャンル : 小説
歴史・時代小説
発売日 : 2010/10/01

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安部龍太郎
アベ・リュウタロウ

1955(昭和30)年、福岡県生れ。久留米高専卒。図書館勤務等を経て小説家に。1990(平成2)年、日本全史を網羅した短編集『血の日本史』でデビュー。2005年『天馬、翔ける』で中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『関ヶ原連判状』『信長燃ゆ』『生きて候』『天下布武』『恋七夜』『下天を謀る』『蒼き信長』などがある。



宮地佐一郎
ミヤジ・サイチロウ

(1924-2005)高知生れ。詩人・小説家。「闘鶏絵図」「宮地家三代日記」「菊酒」で直木賞候補。編著書に「坂本龍馬全集」などがある。



織田作之助
オダ・サクノスケ

(1913-1947)大阪市の仕出し屋の家に生れる。三高時代から文学に傾倒し、1937(昭和12)年に青山光二らと同人誌『海風』を創刊。自伝的小説「雨」を発表して注目される。1939年「俗臭」が芥川賞候補、翌年「夫婦善哉」が『文芸』推薦作となるが、次作「青春の逆説」は奔放さゆえに発禁処分となった。戦後は「それでも私は行く」をいち早く夕刊に連載、1946年には当時の世俗を活写した短編「世相」で売れっ子となった。12月ヒロポンを打ちつつ「土曜夫人」を執筆中喀血し、翌年1月死去。



船山馨
フナヤマ・カオル

(1914-1981)北海道生れ。『北国物語』でデビュー、後に戦後文学の旗手として活躍。『茜いろの坂』で吉川英治文学賞受賞。代表作に『石狩平野』『お登勢』。



綱淵謙錠
ツナブチ・ケンジョウ

(1924-1996)樺太生れ。「斬」で直木賞受賞。代表作に『戊辰落日』『怪』『武将名言集』などがある。

安部龍太郎 龍馬暗殺
宮地佐一郎 海援隊誕生記
織田作之助 蛍
船山 馨 刺客の娘
綱淵謙錠 西郷隆盛と坂本龍馬
選者解説 縄田一男

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