ボウケンノクニ
冒険の国


桐野夏生

江戸川乱歩賞を受賞する以前に書かれた、作家誕生を高らかに告げる「幻の処女作」遂に刊行!!

永井姉妹と森口兄弟は、姉と兄、妹と弟が同級生同士で、常に互いの消息を意識してきた。特に、弟の英二と妹の美浜は、強い絆で結ばれていた。が、ある日、一人が永遠に欠けた。英二が自殺したのだ。美浜は、欠落感を抱えたまま育った街に帰って来る。街はディズニーランドが建設され、急速に発展していた。そこで、美浜は兄の恵一に再会する。バブル前夜の痛々しい青春を描く文庫オリジナル。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-130632-2
C-CODE : 0193
整理番号 : き-21-2
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2005/10/01


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桐野夏生
キリノ・ナツオ

1951(昭和26)年、金沢市生れ。成蹊大学卒。1993(平成5)年、『顔に降りかかる雨』で、江戸川乱歩賞を受賞する。1997年に発表した『OUT』は社会現象を巻き起こし、同年、日本推理作家協会賞を受賞。1999年『柔らかな頬』で直木賞、2003年『グロテスク』で泉鏡花文学賞、2004年『残虐記』で柴田錬三郎賞、2005年『魂萌え!』で婦人公論文芸賞を受賞した。2008年『東京島』で谷崎潤一郎賞、2009年『女神記』で紫式部文学賞を受賞。また、英訳版『OUT』は、2004年にアメリカで権威のあるエドガー賞に、日本人で初めてノミネートされた。エンターテインメントの枠を揺るがす話題作を次々と発表している。

桐野夏生HP -BUBBLONIA-

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