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閔妃暗殺―朝鮮王朝末期の国母―

角田房子/著

781円(税込)

発売日:1993/07/29

  • 文庫

時は19世紀末、権謀術数渦巻く李氏朝鮮王朝宮廷に、類いまれなる才智を以て君臨した美貌の王妃・閔妃がいた。この閔妃を、日本の公使が主謀者となり、日本の軍隊、警察らを王宮に乱入させて公然と殺害する事件が起こった。本書は、国際関係史上、例を見ない暴挙であり、日韓関係に今なお暗い影を落とすこの「根源的事件」の真相を掘り起こした問題作である。第一回新潮学芸賞受賞。

  • 受賞
    第1回 新潮学芸賞

書誌情報

読み仮名 ミンビアンサツチョウセンオウチョウマッキノコクボ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 480ページ
ISBN 978-4-10-130804-3
C-CODE 0193
整理番号 つ-9-4
ジャンル 文学・評論、歴史読み物、歴史・地理・旅行記、世界史
定価 781円

著者プロフィール

角田房子

ツノダ・フサコ

1914年、東京生れ。ソルボンヌ大学中退。1960年「文藝春秋」誌に寄稿したのをきっかけに執筆活動を開始。1961年「東独のヒルダ」で文藝春秋読者賞を得、以後、1964年『風の鳴る国境』で婦人公論読者賞、1985年『責任 ラバウルの将軍今村均』で新田次郎文学賞、1988年『閔妃暗殺─朝鮮王朝末期の国母─』で新潮学芸賞を受賞。また、1995年には東京都文化賞を受賞した。他に、『わが祖国』『悲しみの島サハリン』など著書多数。

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