訓の壱 不機嫌なじいさんにならない
苦虫じいさん、現る/老人文化を取り戻す/外されて喜ぶ/土をいじる/国を考える
訓の弐 感覚的に生きる
感覚とは何か/現代人は音痴である/いい年こいてテレビを信用しない/言葉のありがたさを知る/言葉は現実を切る/幸せの定義はできない
訓の参 夫婦は向かい合わないほうがいい
正面はあぶない/他人とは直角に交わる/合力は強い/贈るなら要らないものを
訓の四 面白がって生きる
若い人を気味悪がらない/本ばかり読まない/つまらない本はない/好き嫌いはなくす/細かいことを気にする/健康法を信じない/柔らかい地面を歩いてみる
訓の五 一本足で立たない
「何でもあり」は結構なこと/「仕事は自分のため」ではない/仕事は「預かりもの」/「自分のために生き」ない/自分の定年を考える/定年後は早くから考える/滅私奉公は危ない/格差よりメシ/ほんものの「市民」とは/まずは身の回りから/何でも昔がいいわけではない/常識をひっくりかえす/まだやることがある
訓の六 こんな年寄りにはならないように
仕方がないで片付けよう/世の中は思い通りにならないもの/下手な物知りにならない/きちんとする/団体行動はさける
訓の七 年金を考えない
年金に期待しない/社会的コスト/年金で得をする唯一の方法/家は広いほうがいいか/「お金を使わない」という幸せ/不信は高くつく/最悪の事態を考える/最大の資産は体力/終の棲家問題/まばらに住む/日本は面白い/地元を知る/田舎でケチらない/プッツンと逝く
訓の八 決まりごとに束縛されない
約束事を知る/憲法改正なんかどうでもいい/ビリや欠点を大事にする/スパッと決めるのは危ない/抜け道は悪くない/お人よしでいい/制度を過信しない
訓の九 人生は点線である
ボケの恐怖/安楽死のやっかいなところ/余命を信じない/ガンから考える機会をもらう/人生は点線である/美田を残せ/笑うしかない
解説 南伸坊