マゴガヨムソウセキ
孫が読む漱石


夏目房之介

「漱石と僕はやはり似ている」『坊っちゃん』から『明暗』まで、文豪の孫が名作の森をゆく。

“文豪の孫”として世間の目にさらされ続けた僕は、祖父とまっすぐに向き合うことを、ずっと避けていた。だが50歳を越え、運命のように、その機会は巡ってきた。『坊っちゃん』『三四郎』『それから』『こころ』『明暗』。本邦を代表するマンガ批評家が、漱石作品に初めて取り組んだ。ときに同じ気質を有する者として共感や反発をおぼえながら、名作の森を歩んでゆく。漱石ファン必読の一冊。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-133513-1
C-CODE : 0195
整理番号 : な-28-3
ジャンル : 文学
日本文学の研究
発売日 : 2009/03/01

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540円(定価) [在庫なし]


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夏目房之介
ナツメ・フサノスケ

1950(昭和25)年生れ。青山学院大学卒。マンガ・コラムニストとして、マンガ批評に新たな地平を切り開く。その功績により、1999(平成11)年、手塚治虫文化賞特別賞を受賞。2008年より、学習院大学大学院教授として、講義、ゼミを担当している。『手塚治虫はどこにいる』『マンガ学への挑戦』『おじさん入門』『マンガは今どうなっておるのか?』『孫が読む漱石』『マンガに人生を学んで何が悪い?』など多数の著書がある。

プロローグ 吾輩は孫である
第一章 ホトトギス時代
坊っちゃん/吾輩は猫である/草枕
第二章 朝日新聞在籍時代
夢十夜/三四郎/それから/門
第三章 修善寺の大患後
思い出す事など/行人/こころ
第四章 晩年
私の個人主義/硝子戸の中/道草/明暗
終章 文学論、手紙、鏡子夫人
文学論/漱石書簡集/漱石の思い出
あとがき/文庫版あとがき

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