イタンノタイギ1
異端の大義〔上〕


楡周平

会社を蝕む創業者一族の血。同族経営に翻弄される大手電機メーカー社員たちの苦闘。

シリコンバレーからの帰還──。世界有数の大手電機メーカー・東洋電器産業の高見龍平は、米国の半導体開発部門撤退という大任を果たして帰国した。長い海外勤務から戻った彼の目を驚かせたのは、創業者一族とその取り巻きによる恣意と保身の横行。入社同期で一族に連なる人事本部長へ直言するが、それが仇となる。高見は、工場閉鎖という過酷なリストラ業務を命じられてしまった。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-133572-8
C-CODE : 0193
整理番号 : に-20-2
ジャンル : 小説
経済・社会小説
発売日 : 2009/04/01

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楡周平
ニレ・シュウヘイ

1957年生まれ。慶應義塾大学大学院修了。1996年、米国系企業在職中に書いた『Cの福音』でデビューし、翌年より専業作家になる。以降、『再生巨流』『異端の大義』『ラストワンマイル』『プラチナタウン』『骨の記憶』『介護退職』など、数々の話題作を発表し続けている。

第一章 帰国
第二章 暫定人事
第三章 摩擦
第四章 赴任



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