アメハコーラガノメナイ
雨はコーラがのめない


江國香織

「雨と私は、音楽の好みが全然違う。他のところは、すごく似てるのに。」人気作家の日常を綴る待望のエッセイ集。

はじめて雨に会った日のことは、忘れられない。凍えそうに寒い、十二月の、雨の日だった。濃い栗色の巻き毛をした雨は、オスのアメリカン・コッカスパニエル。私たちは、よく一緒に音楽を聴いて、二人だけのみちたりた時間を過ごす。もちろん、散歩にも行くし、玩具で遊んだりもするけど。甘えたがりの愛犬との特別な日常や、過去の記憶を呼び覚ます音楽について、冴え冴えと綴った好エッセイ集。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-133924-5
C-CODE : 0195
整理番号 : え-10-14
発売日 : 2007/07/01

立ち読み
立ち読み


420円(定価) 購入

プロフィール 感想を送る POP

江國香織
エクニ・カオリ

1964(昭和39)年東京生れ。短大国文科卒業後、アメリカに一年留学。1987年「草之丞の話」で「小さな童話」大賞、1989(平成元)年「409 ラドクリフ」でフェミナ賞、1992年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、1999年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。他の作品に『東京タワー』『間宮兄弟』『がらくた』『左岸』などがあり、絵本の翻訳も多い。瑞々しい感性から紡ぎだされる作品世界で、多くの読者を魅了している。




新刊お知らせメール

お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします!

江國香織 登録


他の条件で登録する



ページの先頭へ戻る