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頭のうちどころが悪かった熊の話

安東みきえ/著

605円(税込)

発売日:2011/11/29

  • 文庫

話題のベストセラー、待望の文庫化。ユーモラスで痛快、スパイシーな大人の寓話集。小泉今日子さんの書評を収録。

頭を打ってすべてを忘れてしまった熊が探しはじめたのは、愛するパートナー、レディベアだった。彼女は乱暴だったけど、熊はそんな彼女に会いたかったのだ――動物世間のよもやま話に奇妙で不思議な現実がみえ隠れ、これって、私たちのこと? 生き物世界の不条理がキュンと胸にしみる、シュールで痛快、スパイシーな7つの寓話集。イラスト全14点収録。話題のベストセラーを文庫化。

目次
頭のうちどころが悪かった熊の話
いただきます
ヘビの恩返し
ないものねだりのカラス
池の中の王様
りっぱな牡鹿
お客さまはお月さま
大切なもの教える寓話 小泉今日子

書誌情報

読み仮名 アタマノウチドコロガワルカッタクマノハナシ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 144ページ
ISBN 978-4-10-136741-5
C-CODE 0193
整理番号 あ-69-1
ジャンル 文芸作品、エッセー・随筆
定価 605円

著者プロフィール

安東みきえ

アンドウ・ミキエ

1953(昭和28)年、山梨県生れ。1994(平成6)年「ふゆのひだまり」で小さな童話大賞大賞を、「いただきます」で、同選者賞今江祥智賞を受賞。2000年刊行の『天のシーソー』で、椋鳩十児童文学賞を受賞。『頭のうちどころが悪かった熊の話』『まるまれアルマジロ!』『夕暮れのマグノリア』『呼んでみただけ』などの著書がある。

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