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龍は眠る

宮部みゆき/著

1,045円(税込)

発売日:1995/01/30

  • 文庫

【新装版】他人の心が読めてしまう、超常能力者の悲劇! 日本推理作家協会賞受賞!

嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それが全ての始まりだったのだ……宮部みゆきのブロックバスター待望の文庫化。

  • 受賞
    第45回 日本推理作家協会賞 長編部門
目次
第一章 遭遇
第二章 波紋
第三章 過去
第四章 予兆
第五章 暗転
第六章 事件
エピローグ
解説 長谷部史親

書誌情報

読み仮名 リュウハネムル
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 640ページ
ISBN 978-4-10-136914-3
C-CODE 0193
整理番号 み-22-4
ジャンル 文芸作品、ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、文学賞受賞作家
定価 1,045円

作家自作を語る

著者プロフィール

宮部みゆき

ミヤベ・ミユキ

1960(昭和35)年、東京生れ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1989(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。1993年『火車』で山本周五郎賞を受賞。1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。1999年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した。他の作品に『ソロモンの偽証』『英雄の書』『悲嘆の門』『小暮写眞館』『荒神』『この世の春』などがある。

大極宮 (外部リンク)

宮部みゆき 作家生活30周年記念特設サイト

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