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“英雄”に取り憑かれ罪を犯した兄を救うため、少女の大冒険がはじまる。稀代の物語作家、衝撃の問題作。

英雄の書〔上〕

宮部みゆき/著

724円(税込)

本の仕様

発売日:2012/07/01

読み仮名 エイユウノショ1
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-136933-4
C-CODE 0193
整理番号 み-22-23
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド、文学賞受賞作家
定価 724円

森崎友理子は小学五年生。ある日、中学生の兄・大樹が同級生を殺傷し、失踪するという事件が起きた。兄の身を心配する妹は、彼の部屋で不思議な声を聞く。「ヒロキは『エルムの書』に触れたため、“英雄”に憑かれてしまった」。大叔父の別荘から彼が持ち出した赤い本がそう囁いていた。友理子は兄を救い出すべくたった一人で、英雄が封印されていた“無名の地”へと果敢に旅立った。

著者プロフィール

宮部みゆき ミヤベ・ミユキ

1960(昭和35)年、東京生れ。1987年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。1989(平成元)年『魔術はささやく』で日本推理サスペンス大賞を受賞。1992年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞を受賞。1993年『火車』で山本周五郎賞を受賞。1997年『蒲生邸事件』で日本SF大賞を受賞。1999年には『理由』で直木賞を受賞。2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞、2002年には司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞(文学部門)を受賞。2007年『名もなき毒』で吉川英治文学賞を受賞した。他の作品に『ソロモンの偽証』『英雄の書』『悲嘆の門』『小暮写眞館』『荒神』『この世の春』などがある。

大極宮 (外部リンク)

宮部みゆき 作家生活30周年記念特設サイト

目次

〈念歌〉あるいは〈黄衣(こうい)の王の忌歌(きか)〉
プロローグ 破獄(はごく)
第一章 壊(こわ)れてしまった大切なもの
第二章 世捨て人の図書館
第三章 “無名の地”
第四章 咎(とが)の大輪(たいりん)
第五章 追跡(ついせき)の始まり
第六章 事件の内側(うちがわ)
第七章 囚(とら)われの姫君(ひめぎみ)と白馬の騎士(きし)

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