細胞から元気になる食事
572円（税込）
発売日：2009/03/02
- 文庫
「山田先生の栄養学を実践すれば、強い心と体が作れます。アスリートだけでなく、多くに人に推薦します！」――王貞治。「食」のライフスタイル改革。
肉や牛乳、脂肪の過剰摂取で生活習慣病が急増、スポーツ選手のケガや故障も目立ち始めた。玄米や野菜、イモ類、豆類、海藻類中心の食生活で、体内の炎症を抑え、解毒能力を高める、予防医学の知恵。これまでの栄養学は間違っている！ ダイエットだけでなく身体の解毒効果の高い、山田式〈断食〉法も紹介。免疫力増強、内臓機能回復、体質改善、細胞を活性化すれば長生きする身体になれる！
目次
はじめに
第1章 細胞から元気になる！
私たちは食べたものからできている
有害物質で顔が変わった大統領／正しい食事が一生を決める／脚気で死んだ四〇〇〇人の兵士／他人事ではない陸軍の悲劇／細胞から健康になる
何を食べるか、食べないか
ライオンズを支えた「食の改革」／正しい主食で病気知らず／ミネラルが細胞を活性化させる／何を食べるか、食べないか
「食の改革」、五つのポイント
鉄腕・稲尾を悩ませた足のけいれん／トラブルの源は自分の体内に／分子整合医学の五つのポイント／木を見て森も見る分子整合医学／日本の食育の課題
第2章 今までの栄養学は間違いだらけ
過剰なタンパク質は体に悪い
食生活の激変と健康悪化／肉を食べてスタミナ切れ／肉の多食は骨をも溶かす／大人の腸が危ない！／大切なのはスムーズな代謝
とにかくマーガリンをやめよう
脂肪の種類に注目しよう／オメガ6過多の現代食／とにかくマーガリンをやめよう／欧米では悪者「トランス脂肪」
正しく炭水化物をとれば太らない
低血糖には要注意／低インスリンダイエットの落とし穴／最高の主食は催芽玄米／「マゴワヤサシイ」が理想の食事
活性酸素とうまく付き合う
活性酸素は「諸刃の剣」／過酸化脂質にも気をつけよう／人為的要因で大量発生／抗酸化物質が体を守る
第3章 すぐに実践！ 栄養の新常識
牛乳を飲まない
「牛乳信仰」を疑え／牛乳だけで骨は強くならない／問題はマグネシウム不足／見直される過大評価
Raw Foodをたくさんとろう
食物酵素が消化を助ける／最善の方法は「生で食べる」／生食を上手に取り入れる／代謝を活性化して病気予防
ミネラルファスティングでリセットする
食べることをやめてみる／期待できる効果の数々／朝食代わりに「半日プログラム」／細胞から元気になるための大前提／来年のためにリセットを
定期的に「解毒」をする
本来の解毒能力が低下している／キーワードは「キレーション」／有害ミネラルの蓄積は髪の毛で分かる／解毒にも有効なファスティング
第4章 「命」と「心」を救う栄養学
ミネラルでストレスに克つ
ストレスの正体を知る／犠牲になる「種の保存」／栄養素不足が病気のもと／ミネラルが命を救う／髪の毛が示すストレス状態／自律神経はバランスが大事／「多過ぎる」くらいにとる
栄養が「心」も支える
心と体に影響大の低血糖／スポーツ飲料の弊害／「心」を支える栄養素／解毒は心の健康にも効く／心の問題は体の問題
第5章 あなたを活かす食事、殺す食事
栄養は食事だけでは足りない
「それなりの食事」は論外／もはやビタミンは必需品／ミネラルやビタミンは「天然のドーピング」／健康は自分で作り出せる
細胞から元気になる食事
よい食べ物の五つの条件／治すも殺すも食べ物次第／健康指数をどんどん高めよう／日本人特有の体の特徴を知る／なぜ糖尿病が増えるのか／食後の胸焼けの原因は？／消化酵素を補おう
自分の体は「世界にひとつの名画」
ファスティングは前後も肝心／準備期のポイント（一週間～三日前）／復食期のポイント（終了後三日間）／自分の体をどう描くか
あとがき
文庫版あとがき
主要参考文献
文庫版あとがき
主要参考文献
書誌情報
| 読み仮名 | サイボウカラゲンキニナルショクジ |
|---|---|
| シリーズ名 | 新潮文庫 |
| 発行形態 | 文庫 |
| 判型 | 新潮文庫 |
| 頁数 | 224ページ |
| ISBN | 978-4-10-137231-0 |
| C-CODE | 0177 |
| 整理番号 | や-63-1 |
| ジャンル | 倫理学・道徳、暮らし・健康・料理 |
| 定価 | 572円 |
著者プロフィール
山田豊文
ヤマダ・トヨフミ
1949（昭和24）年生れ。杏林予防医学研究所所長。米国公益法人ライフサイエンスアカデミー主宰。渡米した際、薬を用いずに人が本来持つ自己複製能力を引き出して病状を改善する分子整合医学に出合い、日本の医師や栄養学を学ぶ人たちへの新しい理論の普及を目的として杏林予防医学研究所を設立。メディアを通じて山田式メソッドを紹介するなど、さまざまな分野で食による予防医学の普及に努めている。多くの有名アスリートの栄養指導にもあたり、その活躍を支えている。近著に『脳がよみがえる断食力』、『体を守る栄養百点満点の健康法』、『病気がイヤなら「油」を変えなさい！』などがある。
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