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死闘―古着屋総兵衛影始末 第一巻―

佐伯泰英/著

781円(税込)

発売日:2011/01/28

  • 文庫

表向きは、古着屋、裏の顔は、影の旗本――。大黒屋総兵衛見参! 大幅加筆の《決定版》全11巻発進。

表向きは古着商大黒屋、裏は徳川の隠れ旗本として、徳川家危難の際には身命を捨てて闘え──家康は死の間際、初代総兵衛に命じた。元禄十四年、密命から八十五年、六代目総兵衛は奉公人のそめ、義兄の繁三郎の不審死を知る。遺体には椿の花が添えられていた。それは何者かによる大黒屋殲滅の宣言であった。神君下賜の名刀葵典太が閃光を放つ傑作時代小説シリーズ疾風怒濤の第一巻。

目次
序章
第一章 危機
第二章 探索
第三章 奪還
第四章 誘拐
第五章 潜入
第六章 死闘
あとがき
解説 木村行伸

書誌情報

読み仮名 シトウフルギヤソウベエカゲシマツ01
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 480ページ
ISBN 978-4-10-138035-3
C-CODE 0193
整理番号 さ-73-1
ジャンル 歴史・時代小説
定価 781円

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著者プロフィール

佐伯泰英

サエキ・ヤスヒデ

1942(昭和17)年、北九州市出身。日大芸術学部卒。映画・テレビCMの撮影助手を経て、1975年より、カメラマン、ノンフィクションライターとして活躍。1976年『闘牛』を発表。1981年『闘牛士エル・コルドベス 一九六九年の叛乱』でドキュメント・ファイル大賞を受賞。1987年、初の小説『殺戮の夏コンドルは翔ぶ』を発表。以降、多数の国際謀略小説、ミステリ小説を執筆。1999(平成11)年、初の時代小説『密命』を発表。以降、「夏目影二郎始末旅」「鎌倉河岸捕物控」「吉原裏同心」「古着屋総兵衛影始末」「居眠り磐音 江戸双紙」「酔いどれ小籐次」「交代寄合伊那衆異聞」等の人気シリーズを立ち上げる。人間味溢れる人物造形、豊かな物語性、迫力ある剣戟描写等いずれも高く評価され、広範な読者の熱狂的な支持を得ている。また、エッセイ集として『惜櫟荘だより』がある。

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