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「サザエさん」波平役の大ベテラン声優が教える人生を豊かにする朗読!! プロを目指す方、朗読愛好者、子育て中の親必携。

朗読のススメ

永井一郎/著

464円(税込)

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発売日:2009/06/01

読み仮名 ロウドクノススメ
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-138451-1
C-CODE 0137
整理番号 な-68-1
ジャンル 教育学、教育・自己啓発、趣味・実用
定価 464円

今、朗読が人気です。子供への読み聞かせから始まり、朗読愛好会が様々な所で開かれています。しかし声だけで作品を表現するのは難しい。本書では、従来とは全く異なる方法で、その秘訣を教えます。シンプルな表現だからこそ、人間の本質を捉える想像力が大切。朗読愛好家必携の一冊としても、感性豊かなお子さんを育てたいご両親にもお薦めです。『永井一郎の「朗読のヒント」』改題。

著者プロフィール

永井一郎 ナガイ・イチロウ

1931(昭和6)年、大阪府池田市生れ。京都大学文学部仏文科卒。会社勤務の後、俳優に転向。新劇からミュージカルまで幅広く活躍。代表作に「本牧めるへん」シリーズがある。「ローハイド」のウィッシュボン役で人気を博し、声優としても活躍。「宇宙戦艦ヤマト」(徳川機関長/佐渡酒造)、「機動戦士ガンダム」(ナレーション)、「未来少年コナン」(ダイス船長)、「うる星やつら」(錯乱坊)、「風の谷のナウシカ」(ミト)、「YAWARA!」(猪熊滋悟郎)、「スター・ウォーズ」シリーズ(ヨーダ)、「ハリー・ポッター」シリーズ(ダンブルドア校長)など数々の名作に出演する。NHK「百歳バンザイ!」などナレーションの仕事も多い。また「サザエさん」では1969年の放送開始以来、波平役を務め、日本中のお茶の間にその「声」を知られている。青二プロダクション所属。

目次

はじめに
心を求めて/何もないところに世界をつくる/語りを文化としてきた国/声に出してみてください/心にも体にも朗読はおすすめ
第1章 声について
大きな声を出したい
体の緊張を解く/プレッシャーを克服する/生活習慣上のプレッシャー/伝えたいという意欲
いい声を出したい
いい声とは何か/声の健康
休憩室 (1) 顔と声と役「YAWARA!」
第2章 自分の朗読とは
自由にならなければ朗読はできない
自分の世界を獲得する
休憩室 (2) 運も才能のうち「ローハイド」
第3章 朗読の基礎的技術について
文化の基礎は「形」にある
発声
声を出す技術(1) 姿勢/声を出す技術(2) 腹式呼吸と肺活量/声を出す技術(3) 声圧
発音
共通語の「形」/「あ」が「あ」に聞こえればいい(母音)/滑舌の練習はそのときに(子音)/無声音/鼻濁音/アクセント/技術か技術でないか/だれかに聞いてもらう
休憩室 (3) 宇宙の神の声「機動戦士ガンダム」
第4章 技術とイメージのはざま
言葉とは何か
言葉は身を守る道具/「ワタシ」と「ワタクシ」/読みの決定は内容の捉え方による
漢字の読みは難しい
辞書も当てにならない/「イエ」と「ウチ」/オ? オン? ミ? ゴ? ギョ?/誤読の一般化/業界用語/我が国の名は?
スピードとリズム
休憩室 (4) 向き合うということ「母をたずねて三千里」
第5章 解いておきたい誤解
女性の声は朗読に向かない?
日常の気持ちを切り替える/声が変わるのは「気分」/いつも元気な「ひろし」と「カツオ」
方言を大切に
「母親の言葉」がアイデンティティー/地方からの亡命/大阪弁で陳情してみなはれ/忘れられない授業/思想は方言でつくられる/言葉と体の距離
休憩室 (5) ミトの幸せ「風の谷のナウシカ」
第6章 技術を超えて
Ⅰ 細胞とイメージ
イメージ
技術を超えるもの/その「あ」は何ですか/表現に必要なのはイメージ/イメージは知識の積み重ね/イメージが細胞のベクトルを揃える/感性も知識の積み重ね
俳優の方法に学ぶ
東京新聞のアテレコ論争/演技の基礎は「行動」/動かない体で行動する
あなた、そこにいますか
イメージの中にいる/情緒の記憶と五感を総動員
集中と解放
スポーツに学ぶ/集中・解放・イメージの関係/イメージの実感
リアリティーを逃がさない
技術を忘れる/固定観念を捨てる/イメージのリアリティー
II 人間一人をつくる
人間は行動する
表現ではない、行動だ/〈間〉は行動の一部/行動は連続している/正しく行動できれば〈間〉も正しい/二百八十五個の〈間〉/心の欲する所に従えども/句読点は黙読のためのもの/読点で意味が変わる/書込みも動詞で
人間はなぜ行動するのか
俳優の仕事とは何か/役の人物の「幸福願望」を読み取る/人それぞれの幸福/つくるには知らねばならない/すべての登場人物を読み分ける/だれが、だれに、なぜ、どこで、なにを、読むか
III そして朗読
客観性と主観
表現はそもそも主観/「客観的」とは支配体制の主観/言葉を置くだけでは朗読にはならない/イメージが弱いから言葉に頼る/まるごとすっぽり捉える/個性とは何か/声は人なり
朗読の心構え
休憩室 (6) 日々若返る波平「サザエさん」
自在に飛ぶ――あとがきにかえて
文庫版あとがき

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