フィーメイル
female(フィーメイル)


小池真理子 唯川恵 室井佑月 姫野カオルコ 乃南アサ

闇の中で花開く5つの官能。女性作家によるエロティック・エンターテインメント。

夢と現実のあわいに、そっと差し伸べられる柔らかな感覚の蔓。その蔓の先にひっそりと息づく官能の蕾。ゆっくりとほころび、やがて開ききった花弁からこぼれだす、悦楽の香り。第一線で活躍中の女性作家五人が描くエロスの世界は、甘やかにみずみずしく、しなやかで生々しい。そして、うっすらと怖い。眩暈と溜息を誘う五つの短編をそろえた、贅沢なアンソロジー。文庫オリジナル。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-144019-4
C-CODE : 0193
整理番号 : こ-25-51
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2004/12/01

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書評
書評/対談


380円(定価) [在庫なし]


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小池真理子
コイケ・マリコ

1952(昭和27)年、東京生れ。成蹊大学文学部卒業。1996(平成8)年に『恋』で直木賞、1998年に『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年に『虹の彼方』で柴田錬三郎賞を受賞した。代表的な長編作品に『狂王の庭』『虚無のオペラ』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』『ストロベリー・フィールズ』がある一方、短編の名手としても知られ、『水無月の墓』『夜の寝覚め』『雪ひらく』『玉虫と十一の掌篇小説』といった短編集も多数発表している。また、エッセイ集に『闇夜の国から二人で舟を出す』などがある。



唯川恵
ユイカワ・ケイ

1955(昭和30)年、金沢市生れ。銀行勤務などを経て、1984年「海色の午後」でコバルト・ノベル大賞を受賞。恋愛小説やエッセイで、多くの読者の共感を集めている。2002(平成14)年、『肩ごしの恋人』で直木賞、2008年、『愛に似たもの』で柴田錬三郎賞を受賞。著書は『ベター・ハーフ』『燃えつきるまで』『100万回の言い訳』『とける、とろける』『天に堕ちる』『セシルのもくろみ』『雨心中』『テティスの逆鱗』など多数。



室井佑月
ムロイ・ユヅキ

1972(昭和47)年生れ。モデル、女優などを経て、銀座のクラブで働くかたわら、1997(平成9)年、「小説新潮」の「読者による『性の小説』」に応募。入選を果たし、作家となる。現代の愛と性を鮮やかに描く作品で、若い世代を中心に注目を集めている。『熱帯植物園』のほかに『血(あか)い花』『Piss』などがある。



姫野カオルコ
ヒメノ・カオルコ

1958(昭和33)年、滋賀県生れ。出版社に直接持ち込んだ小説『ひと呼んでミツコ』で単行本デビュー。直木賞候補となった『受難』『ツ、イ、ラ、ク』『ハルカ・エイティ』をはじめ、『よるねこ』『桃』『ちがうもん』『整形美女』などテーマごとに文体を変え、ジャンルを超えて作品を発表している。

姫野カオルコ 公式サイト
姫野カオルコ 公式サイト(携帯)


乃南アサ
ノナミ・アサ

1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家に。1988年、『幸福な朝食』で日本推理サスペンス大賞優秀作、1996(平成8)年、『凍える牙』で直木賞を受ける。近著に『風の墓碑銘(エピタフ)』『ニサッタ、ニサッタ』『いつか陽のあたる場所で』『自白』『すれ違う背中を』『禁猟区』『地のはてから』等がある。


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