ノゾミハナニトキカレタラ
望みは何と訊かれたら


小池真理子

かつて私たちは秘密の場所で究極の悦楽をわかちあった。直木賞受賞作『恋』を超える「愛」のかたち。

パリの美術館で、槙村沙織は三十数年ぶりに秋津吾郎に再会する。彼こそは、学生運動の果ての凄絶な粛清リンチから身ひとつで逃走した二十歳の沙織を、半年間匿ってくれた男性だった。運命の再会は二人に何をもたらすのか──。殺意と愛情がせめぎあう極限状況で人生を共有しあった男と女ゆえの、根源的な結びつきと、身体も魂も貫く究極の悦楽を描き尽くした著者最高の恋愛小説。

発行形態 : 新潮文庫
判型 : 新潮文庫
ISBN : 978-4-10-144025-5
C-CODE : 0193
整理番号 : こ-25-14
ジャンル : 小説
現代の小説(純文学)
発売日 : 2010/06/01

立ち読み
立ち読み


820円(定価) 購入


プロフィール 感想を送る

小池真理子
コイケ・マリコ

1952(昭和27)年、東京生れ。成蹊大学文学部卒業。1996(平成8)年に『恋』で直木賞、1998年に『欲望』で島清恋愛文学賞、2006年に『虹の彼方』で柴田錬三郎賞を受賞した。代表的な長編作品に『狂王の庭』『虚無のオペラ』『瑠璃の海』『望みは何と訊かれたら』『ストロベリー・フィールズ』がある一方、短編の名手としても知られ、『水無月の墓』『夜の寝覚め』『雪ひらく』『玉虫と十一の掌篇小説』といった短編集も多数発表している。また、エッセイ集に『闇夜の国から二人で舟を出す』などがある。


新刊お知らせメール

お気に入りの著者の新刊情報を、いち早くお知らせします!

小池真理子 登録


現代の小説(純文学) 登録


他の条件で登録する



ページの先頭へ戻る